こんにちは、アラサー独身OLの浜松一子です。
日々仕事を頑張る私、浜松一子ですが、仕事の合間にSNSを開けば「晩婚化と少子高齢化って本当?」と疑問に思うほど結婚&出産報告の嵐。
「私だって素敵な出会いが欲しい!」と独身の友人たちと合コンを企画するも
仕事と戦う現代女性たちは忙しく、みんなの予定を合わせることすらままなりません。
「夜は仕事の人が多い…土日は旅行に行く人が多い………もう昼休みしかない!」
というわけで今回は、会社の昼休みに近くの会社の人たちとランチ合コンを開いてみました。
60分という限られた時間で、果たして恋は芽生えるのでしょうか?
職種も年齢もバラバラ!共通点は“オフィスに近い”という参加メンバー
まずは今回の参加者を紹介します。
浜松一子(はままついちこ)/アラサー独身OL
今回の合コンの幹事。
エルエル/24歳
一子の大学の後輩。現在は広告代理店でディレクターをしている。
山ちゃん/24歳
エルエルの会社の同期。広告代理店でデザイナーをしている。
たにもん/アラサー
一子の高校の同級生。二次元が好きな草食系男子。エンジニア。
トミー/30歳
たにもんの会社の先輩。職種はよく分からない。
J/25歳
たにもんの大学の後輩。ゲームメーカーで営業をしている。
以上の6人でランチ合コンスタートです。
※ちなみに合コン参加者のみなさんには顔を隠すこと、実名を伏せることを条件に撮影の許可と記事にすることの許可をいただいています。
自己紹介だけで1/3の時間が過ぎる!?とにかく時間がない、ランチ合コン
メンバーが揃ったところで、早速親睦を深めたいところですが…何せ与えられた時間は60分。
その間にきちんとご飯も食べなければ、午後の仕事がもちません。
席に着いたら、まずは各々食べたい物を選びます。
まだ自己紹介すらしていないので、男性陣と女性陣の距離感が遠く、メニューを回せる雰囲気ではありません。
なんとなく遠目に見たメニューで注文を終えたら、早速自己紹介タイムです。
「た、たにもんです。一子さんとは高校の時同じクラスでした。
人見知りなので…次の人お願いします…。」
一子「(あ…たにもんシラフだと初対面の人と全然話せないんだった…。
でもランチ合コンだとお酒を飲むわけにいかない…頑張れ、たにもん…!)」
「たにもんの会社の上司です。できれば今すぐ結婚したいです。」
一子「(…時間がないからって直球すぎる…)」
そんなこんなで一通り自己紹介を終えて時計を見ると、入店してからなんと20分が経過していました。
残り40分でご飯を食べて、仲を深めて、気になる人とLINEを交換して、会社に戻らなければいけません。しかもシラフで。
なんて難易度が高いのでしょうか…恐るべし、ランチ合コン。
自然と「忙しい」と言う話の流れになってしまう、ランチ合コン
自己紹介が終わるタイミングで全員分の料理が出てきたので、みんなで仲良く「いただきます」。
しかし、アルコールの力を借りることができず、最高潮に人見知りを発揮しているたにもん…1人だけ、何かに祈りを捧げているようです。
「みなさん、お仕事忙しいんですか?
私は急に仕事が増える日が多いので、平日の夜予定を入れることがあまりできなくて…。
今日はランチで皆さんと会えて嬉しいです。」
「僕は営業なので、夜は会社に戻って提案資料作ったり…ちょっと忙しいですね。
日中だとアポの隙間時間に、今日みたいに時間作ることができるんですが…。」
「やっぱり夜はお忙しいんですね。
お昼に合コンすると、仕事の合間にリフレッシュができて良いですね!」
一子「(人見知りのたにもんも、話に入りやすいように話題をふろう。)
たにもんも、エンジニアだから納期前とか忙しそうだよね?今日は大丈夫だった?」
一子「(…って、めっちゃ携帯で仕事してるやないかーい!)
た、たにもん?」
「あ、だ、大丈夫です。
今は納期を乗り越えたばかりなので、システム障害が起きない限りは…。」
「エ、エンジニアさんって、やっぱり大変なんですね…。
いつ障害が起きるか分からないんですもんね…あははははは。」
やっと恋愛の話になった!…というところで、タイムアップ
ただみんな「忙しい」という話をしているだけで、全く盛り上がらないまま残り20分を迎えてしまいました…どうしたものでしょうか。
そんな時、デザイナー山ちゃんが、場の空気をデザインすべく口火を切ったのです。
「ところで私、 昔元カレに4股されたことがあって…次に付き合う人は誠実な人が良いなと思っているんです。
誠実な人ってどこにいけば出会えると思いますか?」
一子「(なんかすごい話をぶっ込んできたな…。
そしてこの質問をするということは、今日のメンバーはもうナシだということなのか…!?)」
「何をもって誠実というかですね…。
山ちゃんはどんな人が誠実だと思うんですか?」
「浮気をしなければ、それで良いです…。」
「何で山ちゃんは、元カレが浮気してることに気づいたの?」
「私の目の前で他の女の人とイチャイチャしているところを見てしまって…。
それで“え?”って思って、最終的には相手の携帯を見て、確信したって感じかな。
ちなみに、携帯見るのって良くないと思うんですけど、皆さん見たりします?」
「ぼ、僕は、元カノには自分から携帯を見せてました。」
「え!めっちゃ誠実ですね!」
「あのーすいません…僕そろそろ次のアポがあるので抜けますね。」
まさかの“たにもんと山ちゃんが良い感じになるかも!?”というところでタイムアップ。
最後にLINEグループを作って解散という流れになりました。
ランチ合コンのメリットとデメリットは?参加メンバーに聞いてみた
実際にランチ合コンをしてみてどうだったのでしょうか。
一部の参加者に感想を聞いてみましょう。
「やはりアルコールの力を借りられないというのは、人見知りには辛いですね。
あと、昼休みに業務連絡がくる仕事だと、そっちが気になってしまって…というのはあります。
まぁそれは夜にやっても同じだとは思うけど…。」
「飲み会に比べて、ランチは安いので無理せず女の子にご馳走することができるのは有難いですね。
あと、お持ち帰りはできないけど、お互いのオフィスが近いので急に仕事が早く終わった日などに誘いやすいです。」
「お酒の場だと打ち解けやすいというメリットはありますが、酒癖の悪い人もいるので、ノンアルコールの合コンは女性としては安心ですね。
また、オフィスが近いメンバーで集まっているので、都合が会う時はまたみんなでランチしたいと思います。やっぱり60分で恋愛に発展させるのはなかなか難しいと思うので、ランチを重ねながら気になった人とは2人でゆっくり会えたら良いなと思います。」
「たにもんさんともっと話したかったです。
これからってところで終わってしまったので残念ですが、その分“また会いたいな”と思います。」
ランチ合コンのメリットとしては
・ノンアルコールなので、酒癖が悪い人などに遭遇する危険性がなく、女性としては安心。
・その後仕事があるので、お持ち帰りされる心配もナシ。
・飲み会に比べて低コストなので、男性側が無理なく奢ることができる。
・良くも悪くも時間が限られているので、話が盛り上がれば次に繋げやすい。
・オフィスが近い人同士が集まるので、忙しくても隙間時間に会いやすい。
という点があり、デメリットとしては
・アルコールの力を借りることができないので、人見知りには非常に辛い。
・恋愛対象として相手を判断するのに、60分は短すぎる。
・その後も仕事に戻らなければならないため、業務連絡などが気になってしまう。
・お持ち帰りができない。
という点が挙げられました。
エクストリーム昼休みとして開催するのもアリ!?リフレッシュ効果もある、ランチ合コン
当たり前のことながら、メリット・デメリットがあるランチ合コン。
ノンアルコールで時間も限られているため、その場ですぐに恋愛関係を築くというのはなかなか難しいでしょう。
しかし、忙しい人でも出会いの場が広がるのは確かです。
「1回で成果を出したい。」と言うよりは、「日々の隙間時間を積み重ねることでじっくり相手を知っていきたい。」という方におすすめ。
仕事の合間にプライベートで新しい出会いがあるため、リフレッシュ効果としても最適です。エクストリーム出社ならぬエクストリーム昼休みとして実施してみるのもアリでしょう。
興味を持った方は、ぜひ近くで働いている友人や会社の同僚などを巻き込み、ランチ合コンを開いてみてください。
ちなみに、私、一子、たにもんのことが違う意味で気になりすぎて、今回の合コンでの出会いはゼロでした。大人しく、仕事に戻ります…。