足のシワまで人間みたい! 最先端の「リアルラブドール」をオリエント工業で見学してきた

男性なら多くの人が一度は興味を持ったことがあるであろう、ラブドール
その起源は今から70年以上前の1942年、オランダ人が当時の植民地であったインドネシアで抱き枕として生み出した竹夫人であったと言われています。
その後日本では人形のビニール風船としてラブドールが広がりましたが、テクノロジーの進化とともに今やシリコンを使用した本物の女性のような外見に。リアルになればなるほど、一度は触ってみたいという方も増えたのではないでしょうか。
今回は、ラブドールの老舗として有名な、オリエント工業さんのショールームにお邪魔し、最先端のラブドールを実際に触るとともに、その魅力、購入の仕方についてお話を伺ってまいりました。

ビニール→ゴム→ソフトビニール→そしてシリコン。ラブドールの歴史

まずお話していただいたのは、同社の製造するラブドールの歴史です。
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1977年に最初のラブドールを開発したという同社。記念すべきその初ラブドールは手脚のみが空気式、ボディにはウレタンを使用した製品で『微笑』というシリーズ名でした。このラブドールは当時で38,000円とかなり高額。
しかしその頃から多くの男性を魅了し、需要が確立されたラブドールはどんどん改良されていきます。
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その後、1982年〜1998年まではラテックスという主にコンドームに使用されているゴムを使用したラブドールに。ラテックス製になったことで、一気に見た目が人に近いものとなりました。
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さらにラテックス製の後、1991年〜2003年までは主にキューピー人形のような触り心地のソフトビニール製となり、2004年からはシリコン製が主流だそうです。
見た目だけでなく触り心地も人肌に近いシリコンは、美容整形などでも活躍していますが、ラブドール界でも重宝されているのだとか。
実際に、シリコンでできた最先端のラブドールを紹介していただきましょう。

自分好みの女の子にきっと出会える!オリエント工業の最新ショールーム

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最初にご紹介いただいたのは、小ぶりな身長(136cm)が特徴的な『ラブドール プチ ナノ』です。
ラブドールの年齢設定はあえて決めないという同社。低身長とはいえ、少女というわけではないそうです。
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次に紹介していただいたのは『パーティドール
こちらのラブドール型ドリンクサーバーは上の画像にあるテーブルも付属されており
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後ろについている専用のBOXにお酒を入れると、
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片胸を揉むことで内蔵されているスイッチが押され、もう片方の胸(乳首)からお酒が出てきます。
主に飲食店やパーティ関連の方々に購入されることが多いそうで、セルフのドリンクも自ら注ぎに行きたくなってしまう素晴らしい発明だと言えるでしょう。
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こちらも、身長136cmと146cmという小ぶりな体型が特徴的な『ジュエル リアルテイスト』シリーズ。
3人ならんでいますが、一人ひとり女の子の顔が違うことにお気づきいただけたでしょうか。
実は現在販売されているラブドールは全て頭部を取り外せるようになっています。このシリーズではその特性を生かして顔を替えられるようになっており、自分好みにつけ替えることができるため、いつもと違う気分で一緒に過ごすことも可能です。
そのため、性の道具だけではなく、生活を共にするパートナーとして購入されるお客様が多いといいます。
…というわけでここで、大人のデパート「エムズ」でおなじみのSTANDマンさん(ラブドールは初めて触るそうです)が、その肌の感触をためしてみることに…。
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むにゅ…
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こ…これは…すごく久しぶりの感触…!
STANDマンさんのプライベートはさておき、本物と錯覚するほどリアルだということが分かります。
他にも
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実在する女性をモデルに、全身の型をとって作られたというラブドールも。
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足の裏の細かなシワまで、本物の人間のようです。
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そしてこちらは今人気だという『リアルラブドール アンジェ』シリーズ。(中央の製品はやすらぎシリーズです)
左右に展示されているのは、アンジェのバストサイズ大の方なのだとか。
それを聞いたSTANDマンさん、「さっき触った胸より大きい…。」とつぶやいたかと思うと…
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おもむろに触り出し
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ニヤニヤしていました。
何しに来たのでしょうか。

STANDマンさんの感想:「正直、本当にリアルです。触り心地も気持ちいい。顔も綺麗だし、バストも素晴らしいの一言。正直、お金が貯まったら…またショールームに来ます」

他にも様々なラブドールを取り扱っているので、気になる方はぜひ同社のHPをご覧ください。

高額だけど価値がある。自分だけのラブドールをカスタマイズ!

非常にリアルなラブドール。欲しくなってしまった方もいるのではないでしょうか。
気になるその価格は、大体60万円〜なのだとか。
さらにはバストサイズを選ぶこともでき、オプションでアンダーヘアをつけたり、指の関節を動かせるタイプにすることで別途料金がかかるそうです。自分の好きなタイプの顔を複数購入し、気分によって替え、楽しむ方も多くいらっしゃるといいます。
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ラブドールとして重要な
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こちらの部分も2種類のタイプがあり、さらにそれぞれきつめゆるめのお好きな方を選ぶことができます。
同社で扱っているどのラブドールにも共通のコレが入るようになっているため、ラブドールごとに買い替える必要はありません。
とても高価な印象を受けますが、10年以上はもつように作られているそう。10年以上リアルな女の子と付き合うともっと莫大なお金がかかってしまうだけでなく、女の子が女の子でなくなってしまうことを考えると、決して高い買物ではないと言えるのではないでしょうか。

プロの技術の集大成、”ベストなリアルさ”が心地よいラブドールを生み出す

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最後にショールームの方にこれだけリアルなラブドールはどう作られているのか簡単に聞いてみました。
ラブドールが作られている工場にはメイク担当者造形師の方がおり、1体のラブドールに対しそれぞれのプロが関わっているのだそう。しかし、ロボットや人形などは顔を人間そっくりに造りすぎると、かえって気味が悪くなってしまう不気味の谷現象があるため、モデルさんを元に顔を作るときも、あえて全くそのままにはせず、多少の人形っぽさも取り入れるのだとか。
複数のプロによって絶妙なバランスが保たれ、ベストなリアルさが実現されているのです。
今や性の道具だけでなく、生活のパートナーとして購入される方も多いというラブドール
実際に触ってみたい」「一緒に暮らしてみたい」という方はぜひ同社のショールームに足を運んでみてください。

会社名:オリエント工業
ショールーム:上野、大阪、福岡 詳しくはこちら
※ショールームの見学は予約制です。突然行っても見学できませんのでご注意ください。