モテない男性の皆さん。お久しぶりです、浜松一子です。
突然ですが、あなたは何故モテないのでしょうか。
大人になると、イケメンかどうかは“モテ”に関係がないということは、イケメンよりも地味メンがモテる!?20代後半〜30代の女性100人に聞く、実際モテる男とはの記事で証明しています。
顔が関係ないという事実に希望が持てる一方、「え、じゃあ中身がダメってこと?」という悲しい疑問を持った方もいるのではないでしょうか。
アラサー独身OLである私、浜松一子が同年代の女性たちに話を聞くと、日頃の性格や雰囲気から「良いな」と思う男性は多いものの、ある言動が原因で“この人ないわ”と冷めることがあるそう。
そして、一度冷めてしまった男性に対してもう一度「やっぱり良いかも」と思い直すことはほとんどないのだとか。
では、どんな瞬間に“この人ないわ”と見切りをつけてしまうのでしょうか。今回は、アラサー独身女性5人に座談会を開いてもらいました。
座談会メンバー・アラサー女性5人のプロフィール
まずは、今回座談会に協力してくれた5人を紹介します。
R恵/27歳・教師
M衣/26歳・飲食店勤務
C鶴/30歳・美容師
N菜/28歳・Webデザイナー
K織/28歳・介護職
職業がバラバラなので、出会う男性にも違いがありそうです。一体どんなお話が聞けるのでしょうか。
カッコつけマンや器の小さい言動はNG!?アラサー女性5人が、“この男ないわ”と思った言動とは?
浜松一子(以下:一子):早速ですが、皆さんは「良いな」と思っていた男性に対し、ある出来事がきっかけで「この男、ないわ」と思ってしまったことがありますか?
R恵・M衣・C鶴・N菜・K織「「「「「あります。」」」」」
R恵「私は、仕事関係で知り合った男性にLINEを聞かれたことがあって。ちょっと“良いかも”って思ってる人だったので嬉しくて交換したのですが…。
実際にLINEでやり取りしてみたら、“文章の終わりに「…」をつけるな!”とか、“その文末にその顔文字はおかしくない?”とか、細かいところを指摘されて…“この男ないわ”と思ってLINEを返すのをやめました。」
C鶴「それはやばいですね…。細かすぎ!
確かに、やり取りする気なくしますね。」
R恵「教育関係の人だったから、“自分は正しい文章を知っている”っていうアピールだったんですかね…。
カッコ良いと思って言っていたのかもしれないけど、自分の知識や考えを押し付けてくる人より、甘やかしてくれる人の方が良い(笑)。」
N菜「カッコ良い男性は惹かれますけど、カッコつけてることがモロに分かる男性って冷めますよね。
私も、友達の紹介で不動産関係で働く爽やかイケメンとデートをしていたことがあって。社会人2年目にして店長だったので、初めは“すごく仕事ができる人なんだな”と尊敬していたんですが…。
会うたびに仕事の自慢話ばかりでうんざりしてきちゃって。ある時、いつものように“俺、今同期の中で売り上げ1位なんだよね。”って言われたので、“じゃあ去年はどうだったの?”と聞き返してみたら、“え、いやそれは…”って急に動揺し始めて…。
問い詰めてみたら、実は元々1位と2位だった同期が転職したから1位を取れるようになったらしく…。でも、それを伏せて“自分が1位”ということだけ自慢して歩いていたので、小さい男だと思って冷めました。」
M衣「自慢話ばかりって嫌ですよね。相手の話を聞く度に“すごーい!”っていうのも疲れますし…。」
C鶴「私は、話が…と言うよりはカッコつけた振る舞いの人に冷めたことがあります。
社員旅行のような位置づけで会社主催のキャンプがあって、そのプログラムでフォークダンスがあったんです。その時、会社のイベントなのに、王子様みたいにうやうやしく手を持ち上げてきた人がいて…。
ふざけている感じならまだ良いんですが、真面目な顔でそれをやられたので、ナルシストっぽくて冷めてしまいました。イケメンだったんですけどね…。」
K織「皆さんは、カッコつけていることが分かった時に冷めるんですね。
私は逆に、甘えられすぎて冷めたことがあります。
私よりも一回り年齢が上で、会社を経営している人とデートをしたことがあるのですが…。話を聞いていると、その人の仕事の要領が明らかに良くないのに、仕事が上手くいかないことを全て従業員のせいにしていて。とにかく仕事の愚痴ばかり言ってくるので、“癒して欲しいのかな…甘えたいのかな…。”と思いつつ、私のテンションはどんどん下がっていきました(笑)。
その次も食事に誘われたのですが、また会いたいという気持ちにならず…お断りしてしまいました。」
M衣「分かります!むしろ、“もっとカッコつけてくれよ…”と思う時ありますよね(笑)。
私は同僚で“お互いに気があるかも…?”って人とご飯に行くことになって、かなりワクワクしていたんです。でも、お会計の時に割り勘どころか私の方が多く支払うことになってて…。
別に奢って欲しいとは思っていないんですけど、その後にデートをしてもそんなことが続いたので、“ケチすぎる!ないわ!”と思って冷めました。」
一度冷めてしまった男性を再び意識することはある?ない?
一子:皆さんのお話を聞いていると
・カッコつけていることがあからさまに分かってしまった時
・器が小さいと感じた時
などに冷めてしまうようですね。
ちなみに、一度冷めてしまった男性はもう二度と恋愛対象にならないんですか?
C鶴「私は、一度冷めてしまってもその後のやり取り次第で再び“良いな”と思うことがあります。
でも、その人へのマイナスの印象を覆すほどプラスの出来事があれば…という感じなのでなかなかないですけどね。」
一子:他の皆さんはどうですか?
R恵・M衣・N菜・K織「「「「ないですね。」」」」
N菜「一度“ないわ”と思った時点で、もう他の人に目を向けようとするので、ないです。」
K織「分かる。結婚を考えると、アラサーって時間がたっぷりある訳じゃないので…。
“ないわ”と思ったら、“どんどん次にいかなきゃ”と思ってます。」
一子:確かに、10代や20代前半の恋愛って、もう脈がないような人や結婚は考えられない人が相手でも、「好きだから一緒にいたい!」という気持ちだけで行動できますが、結婚願望を抱いたアラサーとなると、切り替えを早くしないといけないですね。
女ではなく1人の人間として接するべき!?モテるためのアドバイスとは?
一子:では、逆に男性のどのような言動で“この人ともっと一緒にいたいな”と思いますか?
R恵「うーん…私はやっぱり甘やかされたいので、“この人優しいな”と感じるとトキメキます。
相手の女性のことを理解しようと務め、大事にしようとすれば、おのずと心を開いてもらえるんじゃないでしょうか。
反対に、自分の思い描いた女性像通りの言動をしないと文句言ってくる人は、モテないと思います。」
M衣「“女なのにズボラなんだね”とか嫌ですよね…。
そういう人には、相手が“女”である前に、“人間”であることを意識して欲しいです。
“女の子大好き”という人ほど、実は無意識のうちに女性をバカにしていたり、下に見ていたりする人が多い気がするので。
“女の子”の中にも色々な人がいるのに、“女の子大好き”という人は、“自分が思う女の子”を定義付けているんじゃないですかね。
それで、その定義に反する女の子には“女なのに◯◯”みたいな文句を言うのかと。
誠意を持って接してくれる人には惹かれます。」
C鶴「誠意は大事ですよね。
ただ、“女だから〜、男だから〜”と定義付けるのは確かに良くないと思いますが、脳の作りや体の作りが違う男女だからこそ、自分にないものを異性に求めてしまうのも分かる気がします。
例えば、女性って話を聞いて欲しい人が多いので、モテたい男性は女性の話を最後まで聞いてあげるとモテると思います。
口下手な人でも、相手の話を聞いているだけで良いので、会話の引き出し方のコツだけ身につければ良いかと。
でも、話を聞くだけだと“ただの優しい人”で終わってしまうので、頼りがいも大切だと思います。
例えば、デートの時はレストランを率先して探したりして、言葉ではなく行動で表すと良いですね。頼りがいがあると、キュンとしますし、“良いな”と思っていなかった人でも、頼れる一面を発見すると結構グッときます。」
K織「結局“頼りがい”があるかどうかも、そこに思いやりや優しさがあるかどうかで変わってくると思います。
相手の女性の好きな食べ物に合わせておすすめのレストランを予約してくれたら“頼りがい”や“優しさ”を感じますが、一方的に自分の行きたいレストランを予約されたり、自分がしたいことばかりのデートプランを立てられたりしても、あまり嬉しくないですから。
今の時代、“黙って俺についてこい”“女は◯◯するものだ”という亭主関白的な考えの人ってモテないですよね。」
N菜「そうですね。
あと、自分に自信がないからこそ自分を良く見せようとして、変にカッコつけている人が多い気もします。“俺、営業成績1位なんだ”という発言も、結局は自分に自信がないからわざわざ口に出すのかなと。
誰かから評価されるから行動するのではなく、“自分がこうしたいから”と意思を持って行動する人には惹かれます。やっぱり、本当の意味で自信を持っている人はカッコ良く見えますから。
ただ、自己中になってしまっても逆効果なので、“自信過剰にならない。女性の気持ちを思いやる”ということも大事だと思います。
女性に合わせすぎてもダメだし、自己中すぎてもダメだし…バランスですかね(笑)。このバランスを保つためには、自分を客観視したり、相手の気持ちを理解しようとする“余裕”が必要なのかもしれません。」
一子:色々な意見が出ましたが、まとめると
・“女だから”という価値観を押し付けない(1人の人間として誠意を持って接する)
・相手の女性を理解しようとし、大事にしようとする
・女性の話を最後まで聞く
・頼りがいがあると良い
・自信と余裕を持つ
というところでしょうか。
自分に自信があって、さらに思いやりや余裕がある男性が良いということですね。
自信を持った、器の大きい男になろう!アラサー女性座談会から学ぶ、モテる男とは
時には辛辣な意見も飛び交ったアラサー女性の座談会。
“女なら料理が上手であって欲しい”
“優しく話を聞いて癒して欲しい”
と思ったことがある男性、多いのではないでしょうか。しかし、現代女性にとってそういった言葉や価値観の押し付けは禁句なよう。
“女性だって「男のくせに頼りない」って言ってくるのに…!”という不満はそっと心にしまい、“女のくせに〜”という考え方はしないようにしましょう。
また、あからさまにカッコつけた言動や、器の小さい言動もモテません。男か女かという前にお互いに1人の人間であることを意識し、自信を持ちつつも相手を思いやれる、器の大きい男性を目指しましょう。