姉さん女房は日々のストレスを癒してくれる!?メリット・デメリットを夫たちに聞いてみた

「若い女の子が好き」と言われることが多い、“男”という生き物
しかし、世の中には年上の女性と結婚し、幸せな人生を送っている男性も多くいます。
では、いわゆる姉さん女房には、どのような魅力やマイナスポイントがあるのでしょうか。
長年一緒にいるうちに、「やっぱり年下の女性が良い!」と思い直すことはないのでしょうか。
今回は、5歳以上年上の姉さん女房を持つ5人の男性に、姉さん女房のメリット・デメリットをお聞きしました。

家に帰っても母親がいるような安心感がある!
ー6歳年上の奥さんを持つ、熟女好きの大地さんの場合ー


初めに話を伺ったのは、6歳年上の奥さんがいるという、41歳・自営業大地さん(仮名)
「妻とは結婚して7年になります。
昔働いていた会社の取引先の女性で、すごく仕事が出来て頼りがいがあると思い、自分から好意を持つようになりました。
自分も30歳を超え、結婚を意識していた時期だったので、思い切ってプロポーズしてみたところ、OKを貰い結婚することになりました。」

ー実際に姉さん女房と生活してみて、どのようなメリットを感じますか?
「若い奥さんや年下の奥さんに比べて、浮気をされる心配があまりないというのはありますね。
あとは、家に帰った時に母親がいるような安心感があるのはとても大きな魅力だと思います。細かいことにこだわらない大らかさを持っているので、仕事のストレスが癒されます。」

ー精神的に大人だからこそ、安心感があるんでしょうね。
では、反対にデメリットだと感じることはありますか?

「歳を重ねるにつれ、老後のことを考える機会が増えたのですが、そうした時に“自分よりも先に逝ってしまうのかな”と漠然とした不安がよぎることがあります。」

ー女性の方が平均寿命が長いですし、人生何が起きるか分からないので、こればかりは何とも言えませんね…。
最後に、ぶっちゃけ姉さん女房と結婚して良かったと思うか、それとも後悔しているかどうか教えてください。

良かったと思います
年上ならではの大らかさがあるので、仕事で疲れても家に帰れば癒してもらえます。また、もともと仕事のできる女性だったので、家のことも安心して任せることができます
あと、個人的なことですが、私が熟女好きということもあって(笑)。
そういう面から考えても相性が良く、とても満足しています。姉さん女房ならではというか、深く受け入れてくれるところがとても安心でき、結婚して良かったと思います、」

たまに子供扱いされるのが難点!?
ー社会人1年目で5歳年上の奥さんにプロポーズをした、敏夫さんの場合ー


次に話を聞いたのは、5歳年上の奥さんと結婚して20年になるという、44歳・会社員敏夫さん(仮名)
「家内と出会ったのは、大学生の時所属していた部活動の追い出しコンパでした。
家内はすでに社会人だったのですが、OGとして参加していたんです。
その追い出しコンパの後すぐに、私は大学を卒業。新卒で入社した会社と家内の勤務地が近かったため、たまに食事をするようになり、いつの間にか付き合っていました。
当時家内が28歳、私はまだ23歳だったのですが、彼女はとにかく早く結婚したかったようで、あっという間に結婚することに。私はまだまだ社会人として自信もお金もありませんでしたが、家内の収入に甘えて結婚しました。」

ー社会人1年目で、28歳の女性と結婚するのはなかなかすごいですね!
姉さん女房をもらってみて、魅力だと感じることはありますか?

「私の場合、社会人になりたてということもあって、冠婚葬祭はおろか、保険、貯蓄などの知識が全くといって良いほどありませんでした。なので、年上の家内が色々と教えてくれたり、プランを立ててくれたりしたのはとても助かりました。
家計のことや近所付き合い、親戚付き合いなどを安心して任せることができます。」

ー社会人としても、先輩ですものね。
反対に、デメリットだと感じることはありますか?

「家内の方が収入が多く、私が色々と頼っていたこともあり、結婚してからは子供扱いされることが増え、たまにカチンとくることも。
しかし、実際に助かっていることも多々あるし、そこは私の我慢のしどころだと思って、我慢しています。」

ー男としてのプライドは…傷つきますね。
ぶっちゃけ、姉さん女房と結婚して良かったと思いますか?それとも後悔していますか?

「長い人生を考えると良かったと思います。
個人的には、姉さん女房だと、子供にとって老けたお母さんになってしまうのが心配でした。
しかし、私たちの場合、お互い20代のうちに結婚したし、結婚して2年後に1人目の子供が生まれたので、母親の年齢が一般家庭とあまり変わらないんですよね。
ただ、40代になっても、私の母親以上に私のことを子供扱いする時は、カチンときます。でも、そこさえ我慢すれば他は全て上手くいくので…。」

年上の奥さんは、母親、もしくは姉のような存在
ーまだ新婚ホヤホヤの和樹さんの場合ー


まだ結婚して10ヶ月だという和樹さん(仮名)は、25歳の会社員奥さんは30歳なのだそうです。
「奥さんは、同じ会社の違う部署の先輩です。
今の会社には新卒で入社したのですが、入社してすぐに一目惚れをしてしまい自分から告白をしました。5つも歳が上だと思えないプロポーションと若さを保っていて、自分好みの顔とスタイルだったんですよ。
プロポーズをしたのは、入社してちょうど1年が経った頃でした。」

ー5歳年上の奥さんと生活してみて、良いなと思うことはありますか?
「何と言っても、面倒見の良さ自分のことを常に気遣ってくれる母性がメリットだと、日々感じています。
元々私自身、年上の女性に引っ張ってもらいたいという草食系男子なので、合っているのかもしれません。
年下の女性と付き合うと、どうしても自分をカッコ良く見せようと無理をしてしまいますが、ありのままの自分で過ごすことができ、気楽に甘えることができるのは大きなメリットだと思います。」

ー草食系男子の方に姉さん女房は合うのかもしれませんね。
では、逆にデメリットだと感じることはありますか?

自分のウンチクや人生経験等を自慢気に語ることができないのは、少し残念だなと感じています。
当たり前のことですが、相手の方が5年長く生きているので、社会のことも、生活に必要な知識も、僕より詳しいことの方が多いですね。良い意味でギャフンと言わせることができないのは、マイナス面かなと感じています。」

ーメリット・デメリットを踏まえた上で、姉さん女房を結婚したことをどう思いますか?
「結婚自体に関しては、大正解だったと思っています。
年下の女性だと、“自分はいつかないがしろにされてしまうのではないか”という不安を持ってしまいます。でも、姉さん女房だと、母親、もしくは弟を見守る姉のようにそばにいてくれるので、自分としては大変居心地が良く、精神的な安らぎを覚えながら日常生活を送ることができます。」

結婚と恋愛は違うので、姉さん女房で良かったと思う
ー海外出張で家を空けることが多い、森太郎さんの場合ー


海外出張が多いという、42歳・会社員森太郎さん(仮名)は、5歳年上の奥さんと結婚して10年になるそう。
「妻とは会社の取引先で出会いました。
とても話が合い、価値観も似ていて、この人となら上手くやっていけると思いプロポーズしました。」

ー姉さん女房ならではの魅力はなんだと思いますか?
「私は海外営業の仕事をしているので海外出張がとても多く、2ヶ月ほど家を空けることもあるのですが、そんな時でも安心して家庭を任せることができます。
仕事に集中できる環境を整えてくれるので、とても感謝しています。」

ー反対に、デメリットだと思うことはありますか?
「年下の女性と結婚した友人夫婦と食事をした時に、友人の奥さんが若くて魅力的に見え、少し劣等感を感じたことはありました。」

ー結果として、姉さん女房と結婚したことを後悔していますか?
「いいえ、良かったと思います。
よく、結婚と恋愛は違うと言いますが、正にその通りだと思います。確かに、一時遊ぶだけであれば若い女性を選ぶ男性は多いかもしれません。
しかし、一生の伴侶となる人は、安心出来て、頼れて、しっかりとサポートしてくれる女性が一番だと思います。」

“女性を立てて男が女を頼る”という夫婦の形もある
ー年下の女性よりも、8歳年上の奥さんの方が話しやすいという、秀雄さんの場合ー


最後に話をお聞きしたのは、今回お話をお聞きした方々の中で、最も奥さんと年が離れている41歳・フリーライター秀雄さん(仮名)
奥さんとは8歳年が離れていて、結婚して14年になるそう。
「大学時代に不動産管理会社でアルバイトをしていたのですが、入社前の面接担当者が妻でした。」

ー面接官と結婚することになるなんて…すごいですね!
8歳差とのことですが、結婚してみてどんな魅力があると思いますか?

「年下の女性相手だと、話が合わなかったり、話そのものを聞いてもらえない(おじさんのつまらない話だと思われる)ことが多々あります。
でも、8歳年上の妻はなんでも受け止めてくれるような雰囲気で私の話を聞いてくれるので、話をしていて楽しいですし、精神的にとても癒されます。」

ー年下の女性…確かに話題に困りそうですね。
では、奥さんが8歳年上だということをデメリットに感じることはありますか?

「私が妻の実家に暮らしていることもあるのですが、もうアラフォーなのに、子供あつかいされることが多々あります
ときどきイラッとしてしまいますね…。」

ーでは、メリット・デメリットを踏まえた上で、姉さん女房についてどう思いますか?
「結果的には良かったと感じています。
今の世の中、必ずしも“男性が上位に立つ”ような社会ではないですし、“女性を立てて男が女を頼る”、そんな夫婦があって良いと感じます。
実際うちの夫婦は、私が息子で妻が母親のような役割で生活をしていますが、それで上手くいっているので、そういう形もアリかなと。」

草食系男子、支えられたい男子には、姉さん女房が合っている!?

今回お話をお聞きした5人の男性は、全員姉さん女房と結婚したことを良かったと思っているようです。
みなさんの意見をまとめてみると、以下のように。

<姉さん女房のメリット>
・変にカッコつける必要がなく、ありのままの自分でいられる
・頼りがいがあり、何でも受け止めてくれる器を持っているので、一緒にいて癒される
・若い女性に比べて、浮気をする心配がない
・家のことを安心して任せられる

<姉さん女房のデメリット>
・たまにはカッコつけたくても、子供あつかいをされる
・年下の女性と結婚した友人に会うと、少し劣等感を感じることもある

草食系男子の自覚がある方や、頼りがいのある女性に癒されたい、支えてほしいという方は、姉さん女房との結婚が合っているのかもしれません。
今まで、年上の女性をあまり恋愛対象として考えていなかった方は、今回の話を参考に考え直してみてはいかがでしょうか。
とはいえ、実年齢と精神年齢は別なので、その女性が本当に大人かどうか、頼りがいがあるかどうかは、しっかりと自分の目で確かめましょう。