皆さんこんにちは。毎度おなじみ、浜松一郎です。
以前、「浜松一郎のモテ旅」と題して奄美大島と加計呂麻島をレポートしました。その際に、モテ旅をシリーズ化をするぞ!と意気込んでいたのですが、ついに正式に認められ本格的にシリーズ化が決定。
ということで、今回は「浜松一郎のモテ旅〜台湾で小籠包とタピオカ、そして謎のスポットへ〜」をお送りしたいと思います。
なお、台湾である理由は、台湾渡航歴6回くらいの「台湾好きのおじさん」が案内してくれると言ってきたからです。
そして、ここからは「旅系の記事はだ・である調のが面白いのではないか?」という仮説を検証するために、だ・である調で書いていきます。
よろしくである。
移動時間は3時間半!台湾めっちゃ近いぞ!
まずは台湾について、簡単なおさらいをしていきたいと思う。
台湾の場所はここだ。地図にちらっと石垣島があるように、沖縄のほぼ下である。
羽田から台北までは飛行機で約3時間半。めっちゃ近い。
今回私は、金土日の三日間で行ったのだが正直金曜の夜の便で出れば土日で行くこともできちゃうのだ。
ちなみに、行く前の準備としてGoogle Mapsで台北のマップをダウンロードしておくことをオススメする。そうすることで、電波がなくてもマップと現在地が確認し放題だ。
台北空港から市内へは快速の電車で35分、普通で45分程度。どうやら2017年にこの電車が開通したようで、非常に便利になっている。
改札階まで行くと券売機があるが、台湾でも日本で言うSuica的なカードで電車に乗るのが一般的だ。
※Suica的なカードを買う機械は券売機の横にある。
ゴリゴリの日本語表示なうえ、近くに日本語が堪能なガイドさんがいるので海外に自信がない男性でも余裕だ!
一番の迷いどころは、二層目に出てくるカードチョイスだ。ガイドの方いわく、「とりあえず一番左を買っておけ」とのことなので、迷わず一番左を買う。とりあえず、ボンドとして500台湾ドル取られるがこれは全てカードにチャージされる仕様になっている。2泊3日の旅で7.8回は電車に乗ったがチャージすることはなかった。
券売機の横にある、この謎の機械は両替機である。空港で日本円を両替後、結構大きめの額のお札が渡されるのはどこも同じ。これが結構街中では使いにくいのだ。(店主に嫌がられがち)
それを解消するべく、1000ドルを500ドル一枚、100ドル5枚に、500ドルを100ドル5枚にしてくれるという素晴らしい機能を持ち合わせている。俗に言う、イノベーションだ。
彼女と行った際は間違いなくこの機械の活用をオススメする。なんと言っても旅慣れている感を演出できるからだ。
「ちょっと街中だと使いづらいから、お札細かくして行こうか?」
などといえばイチコロである。
なお、日本の一部銀行の(新生銀行やネット銀行)Plusマークがあるキャッシュのカードに日本円をいれておけば、現地のPlusマークのあるATMでそのまま現地通貨をおろすことができる。これは割と上級者向けだが、モテるための一郎的オススメはこの手法だ。
なお、お金を下ろすは英語で「Withdraw」、暗証番号は「PIN」なので、このふたつの単語だけ覚えておけばなんとかなる。
どうしても覚えられない方は、WithとPINをあわせて「一緒にいれば僕、ピンピン!」と覚えておこう。
街中へ簡単アクセス
電車に乗って、街の中心地である台北車站(以下、台北駅)に向かう。電車内はとてもきれいだが、座席がプラスチック製で硬いのが玉にキズである。台湾は鉄道網がしっかりしており、基本的に電車移動、少し疲れたらタクシー移動が便利だ。タイなどのようにタクシーが言い値でふっかけてくるこもなく、きちんとメーターを回してくれる。
※タイなどではタクシーに乗る際メーターを回してくれるか交渉が必要な場合が多いのだ。
私が宿泊したホテルは台北駅の近くでこのような街並みだった。新しい建物と古い建物が混ざり合い、独自の景観を作り出している。これがまた、台湾らしい。
台湾常連のおじさんが勧めるグルメたち〜小籠包とかタピオカとか魯肉飯〜
街中への出方もそこそこに、まずグルメを紹介して行こう。台湾と聞いてまず浮かぶ食べ物といえば「小籠包」であろう。食べ物。それこそが台湾に来る目的のひとつだ。
なんと言っても小籠包が嫌いな女子を私は見たことがない。つまり、間違いなくマックスオブ女子ウケの食べものなのである。
場所はココ!
最初にやってきたのは日本でも有名な名店「鼎泰豊(ディンタイフォン)」。日本だけでなく、世界展開も行っている。
要はチェーン店なのだが、ここは本山。到着後、一回目の食事は女性をここに連れてくることをオススメする。
私は、「鼎泰豊じゃん!恵比寿にあるよね!インスタあげよー!!」と横から彼女が言ってくる姿が目に浮かぶのだ。
ただ、私は男性二名と行ったので「小籠包とビール、あと空芯菜ハゼッタイ食べる…ヒルカラビール、ノメル…。オレシアワセ…」という、ミスター・◯ポのような重低音しか聞こえてこなかったことを、ここに報告しておく。
時間的には12時前くらいに行くのがオススメだ。表示には10分待ちと出ているが、結構すぐ入れる。12時半くらいになるとタクシーで多くの人が乗り付け、20〜30分並ぶハメになるのだ。
待っている間にオーダーをキメる。入店時に店員さんに渡せば一回目のオーダーは完了だ。
入店してすぐ横で、小籠包を作っている。テンションが上がる。
席について数分で宣言どおりの品が並んだ。ちなみに、左の蟹さんマークがついている小籠包はカニ味噌小籠包、右がノーマルである。
薄い皮に包まれた生まれたてのそれは、少しでも雑な扱いをしたら最後、中のお汁が出てきてしまう高級感あふれるものだった。丁寧にレンゲに乗せて口に運ぶ。とにかく、美味い。
「薄く作る」というのは何を作るにも技術力が必要なのだろうと、ふと以前行った工場見学を思い出した。
ストリート小籠包〜皮が厚いぞ〜
鼎泰豊から徒歩5分ほど。打って変わりストリート感あふれるお店にやってきた。場所はここだ。
お値段は鼎泰豊の約半値。地元の方がたくさんいる感じだった。
ガラスではない、紙皿が置かれる。ふむ。ストリート系だ。
鼎泰豊では透けていた中のお肉ちゃんがこちらでは全く透けていない。
丁寧に扱わなくとも、大丈夫な厚い皮ーー。そこの隙間から、暖かいお汁が溢れてくるのである…。ふむ。とても美味い。
店によって全く違う小籠包を、来てそうそう味わった私は台湾の奥深さを知る。
なんとなく、女性は鼎泰豊、男同士ならこのお店という感じか。一緒に行ったおじさんも
「ふぅー!コレコレー!小麦粉ぉぉぉー!」と叫んでいた。
絶対に行ってほしい四川料理店「四川呉妙手」
台湾で四川料理?とあなどるなかれ。ここは小籠包を一瞬、いや二瞬くらい忘れさせてしまうほど、全ての料理が美味かった。絶対に女性を連れて行ってほしいレストランである。
特にこの鶏のチリソース煮(台湾では宮保鶏丁という)は死ぬ前に一度食べていただきたい。ここまで美味い四川料理はそうないと思う。
お値段も日本で食べるよりリーズナブルで、男3人で腹いっぱい食べて代替6000円くらいだった。(アルコール込)
絶対にここには行こう。彼女は間違いなく喜ぶはずだ!
場所はココ!
タピオカ〜本物を探せ!〜
さて、お次はタピオカだ。日本にも台湾発のタピオカ屋さんが進出し、女性たちが並んでいるのを見たことがある方も多いのではないか。私、浜松一郎も実はタピオカにはうるさい。タピオカはしっかりとした、ムニュムニュとした食感が最高なのだが、なかなかこれを再現できているタピオカは意外と少ないのだ。
台湾でも「これは間違いない!」というタピオカに出会うのには時間がかかった。数件回って私が導き出した答えは日本未進出の「康青龍」というお店である。
夜市などにも行列を誇っているタピオカやさんはあるものの、康青龍は各駅に店舗があるくらいのチェーン店で最高クオリティのタピオカを提供してくれる。
おそらく、黒糖が混ぜられているのだろう。なんともいえない甘さが、ムニュムニュした食感の中に現れる。
なお、台湾でタピオカミルクティーを頼むときに絶対にやってはいけないことがある。それは「甘みをマックス」にすることだ。
「日本人の標準ミルクティー」が台湾では「甘さ控えめ」のレベルなので、オーダーする際は甘さ控えめにすることをオススメする。(low sugerだ)
でないと、タピオカだけピンポイントで吸うハメになるであろう。
ちなみに、私のオススメは鉄観音タピオカミルクティーだ。間違いない。
なぜこんなにもタピオカに私がうるさいのかといえば、小籠包と同様に「タピオカが嫌いな女性はいない(一郎調べ)」と思っているからだ。
そのため、台湾に行った際は絶対にタピオカにはこだわらなければならない。特に、「タピオカの質感」はとても大事だ。
今回マジで多くのタピオカ屋さんに行き、導き出した答えなので信じてほしいと思う。
その結果、同行した「タピオカなど飲んだことのないおじさんたち」は帰国後、本物のタピオカを探して原宿近辺をさまよう様になってしまった。
なお、康青龍に匹敵するタピオカは見つからずらしい。
ぜひ日本に進出してきてほしいお店である。
魯肉飯〜時代はサードウェーブ魯肉飯〜
さて、食のご紹介最後は魯肉飯である。この料理はシンプルだからこそ、各お店によって味付けが全然違う。これは本当に好みの問題で、美味しいお店はそこら中にあるが、私のオススメはこちらの「サードウェーブ魯肉飯屋さん」だ。
基本的に、魯肉飯は屋台メシでストリート感溢れる場所で食べる場合が多い。だが、屋台系は女性が苦手な場合もある。その不安を払拭してくれるのがこの「北北車」なのだ。
このフォルムであれば、おそらく味を想像できる方も多いだろう。北北車の魯肉飯は、その予想の“ちょっと上”くらいの程よい美味しさで、しっかりとした味付けをしている。
綺麗なお店×美味しい魯肉飯を食べるならここで間違いない。なお他のメニューも美味しそうだった。
場所はここだ!行くタイミングとしては、帰りの空港に行く前にサラッと立ち寄る感じがスマート。
魯肉飯の余韻を残して飛行機に乗るべし。
女性が大好きな食の聖地、台湾
御覧頂いた通り、台湾は女性が好きな食べ物にあふれている。来るまでは、正直行かなくてもいいかな…と思っていた国だったが、行ったら最後またすぐ行きたくなることだろう。
台湾は彼女との初海外にピッタリだ。日本語もある程度通じるし、単純に街並みだけ見てても楽しい。
さて、このまま謎のスポットまで紹介しようと思ったが、文字数の関係上後編に持ち越すことにした。
ぜひとも後編を楽しみにしておいてほしい。謎スポットだけはどうしても伝えたいから…!!