既婚男性たちに結婚の決め手とプロポーズ方法を聞いてみた

結婚。それは人生において、最も大事な決断のひとつ。
だからこそ、「自分にはもっといい女性がいるんじゃないか」、「もうちょっと遊んでいたい」、「結婚にメリットはあるのか」
などなど、心の中で考えてしまいがちです。
では大きなきっかけーー。
つまり、「子どもできちゃった」というきっかけがないオトコたちは、なぜ結婚に踏み切ったのか?なにがきっかけだったのか?
そして、プロポーズはどのようにしたのか?
今回は独身オトコと結婚準備中オトコたちの、「結婚にまつわる疑問」を解消すべく、3人の先輩に聞いてきました。

この女性といることで「マイナスなこと」がひとつもなかったーー28歳・山田さんの場合


「僕は『いい人がいたら結婚はしたいなー』くらいな感じで、結婚についてはゆるく考えてました。なので、今の奥さんと付き合った時、『そのいい人かを見極めるため』にも結婚する前に同棲をしたんです。加えて同棲するタイミングで一年間をリミットに決めていました。ダメだったらきっぱり別れる、良かったら結婚する!と決めて」

− なるほど。では、決め手はなんだったんですか?
「それは、今の奥さんといることでマイナスがひとつもないからです。むしろプラスの部分がずっと多い。男性の皆さん結構迷われるみたいなんですけど、単純にこのプラスが多いという部分をしっかり見極めればいいと思います」

− 具体的に、プラスの部分ってなんですか?
「お金や時間などの縛りがないことですかね。プライベートも仕事も付き合いも時間もお金も自分の好きな様に使わせてくれます。それに加えて、一緒にいる時間が楽しいこと。また、奥さんの仕事面の頑張り方、生活のセンスという面も素晴らしいなと思っていて。自分も刺激されるんです」

− 完璧ですね。
「もうこれは僕の運に拠る部分も大きいとは思うんですが、こんな女性二度と出会えないと思い結婚をお願いしました。あとは妻として、女としての安心感ですかね。実際浮気・不倫をしてるかどうかはわかりませんが、『絶対にこの人はしてない』って思える、思わせてくれる女性っていうのが僕にとってはすごく重要でした」

− 確かにそう思わせてくれる女性っていますよね。数百人にひとりとかの割合で…!

プロポーズの方法

− プロポーズはどうしたんですか?
「こっ恥ずかしいんですが、僕はサプライズ系ですね…!!まずプロポーズの日ですが、誕生日とか記念日とか色々ありますが、僕が選んだのは奥さんが生まれてから10000日目、っていう日にしました。しっかり数えて。笑」

− それはなんでですか?
「やはり誕生日とかだと歳的に相手も構えるので、予想もしない日にしようと。『プロポーズするぞー!』というのをを勘づかれるのも嫌だったので…!」

− これはめっちゃいいですね。プロポーズ後に「なぜ?」聞かれても「生まれて10000日目だからだよ」と言えるし。これは凄い!場所はどこでしたんですか?
「場所はランドマークタワーの最上階の部屋です。流れとしては、ディズニーランドに行ってからのランドマークですね。連休の時に、普通にディズニーランドに行ってあえてなにも言わずランドマークタワーに連れて行きました。」

− なるほど。
「そうして、ホテルのフロントに着いてすぐ、『トイレ行ってくる』と言ってダウンとジーパンの下にスーツ着て部屋まで行きました。ちなみに、ホテルに言って、部屋に10000日目の飾り付けをしておいたので、奥さんはめっちゃ驚いてましたね。笑。で、『後ろ向いて』と言ってすぐにダウンとジーパンを脱ぎ、風呂場に隠してあった花を持って立て膝ついて結婚してくださいって言いました。これが僕のプロポーズです」

− このご時世、ここまでの凄いプロポーズするオトコっているんですね…。もはや感動の域に達しました…。

30歳。付き合って8年。きっかけは「お酒」


「僕の場合は、付き合って8年。同棲もしていて、結婚してもあまり変化がないため、ダラダラと伸ばしていました。結構このパターンって多いと思うんですけど…どうですか?」

− 居心地はいいし、なんだかんだ好きだから一緒にいて、結婚に踏み切れないパターンは多いように思いますね。
「ですよね。僕のような場合、大きなきっかけというか、決心ってないと思うんですよ。ふとした瞬間に『してもいいな』って思うだけなんです。なので、僕はお酒の席で、なんとなく『この日までにプロポーズする』と口走ってしまったのがきっかけです」

− そんな軽い感じがきっかけになるんですか!
「そうなんですよ。なので、凄い良いきっかけではあったんですよね。彼女に決めた理由は、自分と真逆の性格で、今まで良く続いたと思うくらいでした。だからこそ、自分の足りない部分を補ってもらいつつ、自分が支えていきたいなと思ったんです。でもまぁココだけの話、根本は合わないので通常時は、大変です」

プロポーズの方法

− では、ついに訪れるプロポーズの日ですが、どのように言ったんですか?
「自宅で風呂上がりに突然全裸で言いました

− 生まれたままの姿で、ですか。
「2人のタイプ的に、夜景の綺麗なレストランや、ロマンチックなのは、似合わないので。あくまで自然を装った、ありのままのサプライズです。しかし、彼女は、借りてきたDVDを再生した直後だったので、プロポーズの余韻などなく、本編に興味があった感じでした。なおDVDのタイトルは、バトルロワイヤルです」

− そのあとはバトルロワイヤルに?
「やはり、女性にとってプロポーズはロマンチックなもののほうがいいみたいです。本編に興味があったのではなくて、怒っていたから…のようですから」

− ふむふむ。やはりプロポーズは重要か…。

料理・家事…それが決め手だった。33歳の証言


「やはりきっかけとしては、年齢とタイミングが一番大きいですね。あと僕の場合は、『相手の親』ってのがありました。というのも、相手の親が病気で長くないということもあって早めに結婚することを決意したんです。また、将来の事を思うと、早めに子供を産んでおきたいというのもありますね」

− 彼女を選んだ決め手はなんだったんですか?
「彼女にした理由はフィーリングです。好きってのもありますが、料理・家事・お金の管理がしっかりしていたというのも大きなポイントですね。僕がどちらかと言うと、ガサツなので、それをカバーしてくれる。つまり、補い合える関係だったというのが強いです

− どちらかと言うと、似たもの同士ではないと?
「そうですね。それであってきちんと僕のことをたててくれるんです。僕は思うんですが、30歳を超えてフィーリングが合って補い合える女性を見つけるのって物凄い低い確率だなと思って。これを逃してはいけない!と」

− 確かに、出会いの数も減ってきますもんね…!!

プロポーズの方法

− ではプロポーズはどうしたんですか?
「沖縄(竹富島)のビーチで、静かにプロポーズしましたね。婚約指輪は自分のセンスで選んで喜ばれなかったら嫌なので、一緒に買いに行く予定だったので、ピアスを用意しました」

− なるほど。なぜ、その場所を選んだんですか?
「竹富島にしたのは、彼女側の親の新婚旅行先が竹富島だったからですね。そこでプロポーズすることで、相手の親が喜ぶかなというのもありました。結婚というのはやはり家同士ですることでもあるので、きちんとそこら辺は考慮したかったんです

− それはいいですね!相手の両親の思い出の地を自分たちの思い出の地にするというのは。
「そうですね。あとは、ちょっとプロポーズ場所からずれますが、僕のポリシーとして、基本的に思い出に残す場所は『なくならない場所』がいいんですね。奥さんと何十年後にまた行けるように。なので、行く場所は基本的に新めの場所ではなく、昔からある旅館とかに行くことが多いです」

− なるほど。それはもしかしたら良いこだわりかもしれませんね!

男なら、腹をくくれ。プロポーズは出来る限りロマンチックに!

三者三様の結婚ストーリーでしたが、予想以上に学びが多い形となりました。
結婚は様々な外部要因もありますが、一番自分の決断です。多くの女性がいる中で、出会えた奇跡を噛み締めつつ、しっかりと未来を考えてみて下さい。
そして、なによりプロポーズはとても大事なので、ぜひともオリジナリティ溢れる方法を考案してみましょう。困ったら、今回の三人の方法を参考にどうぞ!