男ならば、みんな大好き、おっぱい。
しかし、クリトリスや膣に比べておっぱいは感じにくいという女性も珍しくありません。
大好きなおっぱいを一生懸命愛撫しても、無反応だと悲しいものです。
では、何故おっぱいは感じにくいという女性が存在するのでしょうか。また、おっぱいの感度を上げるにはどうしたら良いのでしょうか?
読売テレビや週刊プレイボーイなど各種メディアで活躍している、女医の山下真理子先生にお話を伺いました。
山下真理子
医師。京都府立医科大学卒業後、モデルやタレント、コラムニスト、恋愛アドバイザーとしても活動。現在は、医師だけではなく、関西を拠点としながら、全国で美容と栄養の講演会や美活イベントも行っている。医療専門学校にて講師を勤め、医学教育にも従事している他、美容クリニックにて美容医療にも関わる。また、動物愛護活動家としても講演などを行っている。
ブログ:http://www.diamondblog.jp/official/marilyn37/
おっぱいの神経は乳首に集中している!
感じて欲しいなら、乳首をソフトタッチするべし!?
まず気になるのは、何故「私、おっぱいはちょっと…あんまり感じないの」と言う女性が存在するのか。
早速先生に質問してみましょう。
ークリトリスや膣への刺激は大抵の女性が感じてくれるのに、おっぱいの刺激に対して鈍い女性が多いのは何故なのでしょうか?
「おっぱいは、乳首の部分に神経が集まっています。
なので、乳首を触らずにその周りだけを愛撫していると、クリトリスや膣よりも反応が鈍くなってしまう女性は多いです。
“おっぱいで感じて欲しい”という場合は、乳首を刺激するのが良いでしょう。」
ー乳首の触り方は、どのようにするのが良いのでしょうか?
「神経が集まっていて敏感である分、乳首を強く刺激しすぎると痛みを与えてしまいます。
触れたか触れないかくらいのソフトタッチで触り、女性側に感覚を鋭敏に研ぎ澄ましてもらうと感じやすくなるでしょう。男性サイドのテクニックも、おっぱい開発には重要です。
回数を重ねるうちに、女性の緊張が和らぎ快感に集中しやすくなると、感じやすくなります。」
ー乳首以外の部分は感じないのでしょうか?
「そんなことはありません。
主に視覚や物理的な刺激で興奮する男性と異なり、女性は雰囲気や愛情などでも感じます。
なので、“大好きな人におっぱいを愛撫されている”という状況だけでも感じる女性は多いのです。
しかし、物理的な刺激という意味では、やはり感覚が敏感になっている乳首への愛撫が最も効果的ですね。」
ー乳首以外の部分は、どのように触れるのが良いのでしょうか?
「乳首に比べて感度が低いため、乳首を触る時ほどソフトタッチを心がける必要はないでしょう。
とはいえ、女性の身体はデリケートなので丁寧に触りましょう。」
「小さいおっぱいの方が感じやすい」は嘘!?おっぱいのサイズと感度の関係
おっぱいの感度を上げるためには、触れるか触れないかくらいの強さで乳首をソフトタッチし、女性の感覚を研ぎ澄ますのが良いことが分かりました。
では、愛撫の長さはどれくらいが良いのでしょうか。また、おっぱいの大きさは感じやすさに関係するのでしょうか。
ー“おっぱいで感じて欲しい”と思うあまり長時間愛撫を続けてしまいがちですが、あまり長く触っていると相手もダレてきてしまう気がします。
愛撫をするのに適切な時間はありますか?
「人によるので、“これぐらいの時間続けるのが良い”というのは断言できません。
しかし、ダレてくるのはずっと同じ刺激を続けているというよりも雰囲気作りの問題なので、作業感を出さないことや、良いムードを保つことが重要だと思います。」
ー女性にとっては、愛撫の仕方そのものはもちろん、雰囲気づくりも重要だということですね。
よく、“おっぱいは小さい方が感じやすい”という話を聞きますが、あれは本当ですか?
「おっぱいの大きさは全く関係ありません。
おっぱいが小さくても大きくても、乳首を効果的に刺激してあげること、愛情を込めて揉んであげることで女性はきちんと感じます。」
おっぱいの感度はどこまで上げることができるの?
女性のおっぱいの感度を上げるためには、乳首へのソフトタッチ、そして愛情を込めた雰囲気づくりが重要なよう。
回数を重ねることで女性の緊張もほぐれていき、より感度が増しやすくなるとのことですが、おっぱいの感度はどこまで高めることができるのでしょうか。
ーたまに、おっぱいでオーガズムを迎えることができる女性がいると聞きますが、現実的にそれは可能なのでしょうか?
「可能ではありますが、個人差があるので絶対とは言えないです。
“おっぱいでオーガズムを迎えられるようになること”を目標にするよりも、あくまで“今よりも感度を高めること”を目標に、少しずつおっぱいの感度をあげていくのが良いのではないでしょうか。」
ーオーガズムについては、“おっぱいへの愛撫だけで迎えられたらすごい!”くらいの気持ちでいるのが良さそうですね。
最後に、「彼女のおっぱいの感度を上げたい」と努力している男性に対して、アドバイスはありますか?
「女性の体は敏感かつ繊細であることを忘れずに、感度を上げたいと思うあまり強い愛撫にならないように注意してください。
乳首をソフトタッチすることを心がけ、1回のセックスではなく、回数を重ねながら徐々に感度を上げていくことを心がけましょう。」
おっぱいの感度を上げるために、3つのことに気をつけよう
おっぱいの感度を上げるためには
①神経が集中している乳首にソフトタッチをし、女性の感覚を研ぎ澄ますこと
②長時間触り続ける場合は、作業にならないよう、ムード作りを心がけること
③1回のセックスで結果を出そうとせずに、回数を重ねて徐々に感度を上げていくこと
ということが分かりました。
先生のお話を参考に、焦りすぎずに、丁寧に、彼女のおっぱいを開発していきましょう。大好きなおっぱいへの愛撫を、女性側も喜んでくれたらお互いによりハッピーなセックスとなるはずです。
※山下先生には、他にも潮吹きとは、気づかない内にしているもの!?女医に聞く、リアルな潮吹きとその方法という記事でインタビューをさせていただいております。
気になる方はぜひこちらからお読みください。