男性諸君!最近、夜の生活はいかがでしょうか?
かのアンジェリーナ・ジョリーはこんな言葉を残しています。
「セックスがもっと必要。死ぬまでにこの世の全ての人を味わいたい」
「日本人はあまりセックスしない」ということはなんとなく知ってるけど、実際のところはどうなのでしょうか。
では、海外の人ってどれだけセックスしてるの?自分って少ないのかな?というような疑問を抱えている男性は多いはず。
このような話題って気になるけど、恥ずかしくて周りにはなかなか聞けません。
しかし、一人の男として知っておきたいというのが本音のところ。
そこで今回は、そんな悩める男の疑問を解決すべく、日本のセックス事情を明らかにし、海外のそれと比較していきます。さらに「セックスってこんな効能あったんだ!」というセックスの持つ意外な一面を紹介します。
日本人だって本当はセックスがしたい!
日本人はセックス回数が少ないと言われますが、実際どれくらいが普通なのか基準が分かりません。
そこで、最近何かとよく耳にする「セックスレス」に関する調査結果から、日本人のセックス事情を明らかにしていきます。
まずはセックスレスという言葉の定義から。日本性科学会は、「病気など、特別な事情がないにもかかわらず、1ヶ月以上性交渉がないカップル」をセックスレスと定義しています。
この定義を元に、ED治療専門病院である浜松町第一クリニック(東京都港区)(https://www.hama1-cl.jp/)が行った調査を見てみると、「3ヶ月に2~3回以下」「半年に2~3回以下」「年に2~3回以下」「以前はしていたが現在はない」「一度もない」という回答の合計が47.7%で、 日本人の20~40代男女の約半数はセックスレスだということになります。
しかし、「じゃあ、日本人はセックスが嫌いなのか」と言われれば、そういうわけではありません。同調査によると、男性全体の75.7%が「セックスの頻度を増やしたい」と回答しており、女性を含めた男女全体の数値を見てみても、その数値は約6割に昇ります。
セックスがしたいのになかなか機会が持てないのは、多忙な現代社会の影響でしょうか。
日本はセックスに関する全ての調査項目において世界最下位!
日本のセックス事情を知ったら、次に気になるのが海外のセックス事情。海外の人たちは一体どれくらいセックスをしているのでしょうか。
世界最大級のコンドームメーカーであるイギリスのDurex社が、定期的に行っている世界最大規模の性意識・実態調査「デュレックスグローバルセックスサーベイ」の2006年の調査結果を見てみましょう。
この調査は世界26カ国、26,000人以上を対象にしていて、その調査項目の中の一つである「セックスの年間平均回数」では、ギリシャが164回で世界1位に輝いています。
単純計算で約2日に1回です。
つづいて2位のブラジルが145回、3位のロシアとポーランドが143回となっていて、我ら日本はなんとワーストの48回。
ワースト2位である香港は82回。
また全体平均の103回を見ても、半分にも満たない日本人のセックス回数は異常に低いことがわかります。
また週単位でみてみると、「週に一回以上セックスしている」と回答した人の割合はギリシャで87%、ブラジル82%、ロシア80%となっていて、ギリシャではなんと9割近くの人が毎週セックスをしていることになります。それに対して日本は34%で、こちらもワースト1位となっており、この数値が50%を切っているのは世界で日本だけです。
さらに、その他の調査項目である「セックスの満足度」、「セックスを大切だと思っている国」でも日本は最下位という結果になっています。
これらの調査結果を見て、日本人はセックスにかなり消極的ということがわかりました。
他人や外国人のセックス事情を知る機会はあまりないので、「みんなそんな多いの?」と驚かれ方、「オレって少ないんだ・・・」と少しショックを受けられた方もいるでしょう。
でもセックスはたくさんすればいいってものではありません。大切なパートナーといい関係を維持するために、自分たちに合った適正な頻度で行うことも大切です。
イノベーションを生み出すのはセックスかもしれない
セックスには若返り効果やストレス軽減効果があるということは知っている方も多いでしょう。しかし、その他にもセックスにはすばらしい効能があるのです。
セックスをする時は、お互い裸になり体と体を重ねます。セックスの最中に互いが互いを求め合うことで、「自分は必要とされている」「自分は求められている」ということを実感することができます。
また、イギリスのニューキャッスル大学の心理学者が行った調査によると、「プロのアーティストやクリエイターは一般的な職業の人と比べて、2倍近いセックスパートナーを持つ」ということが明らかになりました。
この調査結果の興味深いところは、「複数のパートナーとセックスする方がよりクリエイティブになる」ということ。
一人の相手ではなく複数の相手と関係を持つ方が刺激的で、セックスそれ自体も多様化しクリエイティブになるのでしょう。セックスが人間のクリエイティビティを刺激し、創造性を豊かにするなんて驚きです。
このようにセックスには、繁殖目的だけでも快楽目的だけでもない、さまざまな魅力があります。セックスは私たちに自信と創造力を与えてくれます。人間が積み上げて来た長い歴史、発展の中でセックスが果たしてきた役割は大きいことでしょう。
セックスをしてステキなライフを
日本と海外のセックス事情を紹介してきましたが、これを知ってあなたはどう思いましたか?普段はなかなか出会わない情報に触れて刺激的だったのではないでしょうか。
今回紹介した内容は私たちにとって考えさせられるようなものでしたが、他人や海外のセックス事情を知ることで、自分のセックス生活を見つめ直すいい機会となったのではないでしょうか。
セックスは「気持ちいい」だけでなく、日々の生活をハッピーにし、人生を豊かにしてくれます。
それにしても、ギリシャおそるべしですね・・・