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【お金がない…】都内在住30〜34歳男性のリアルな年収・貯金事情を100人に聞いてみた

「働いているはずなのにお金がない…。」
「同世代の他の人より年収が低い気がする…。」
「みんな貯金ってしてるの?いくらぐらいあるものなの?」

など、お金に関する悩み疑問を抱えている方、多いのでは?
では、他の人たちはいくらぐらいの年収を手に入れ、どの程度貯金があるのでしょうか。
今回は、都内在住の30〜34の男性123人に、リアルな年収や貯金事情を聞いてみました。

社会人歴10年前後・東京在住でも意外と所得は高くない…!?

まずは、今回アンケートに協力していただいた123人の、大まかな職業を見てみましょう。

・公務員…3人
・経営者・役員…0人
・会社員(事務系)…34人
・会社員(技術系)…39人
・会社員(その他)…21人
・自営業…5人
・自由業…5人
・アルバイト…13人
・その他…3人

経営者や役員の方はおらず、アルバイトの方が13人なので、少し偏った結果になってしまうことが予想されます。しかし、大半の方は会社員なので、現在会社員の方は参考にしてみてください。
まずは、早速上記の123人に、現在のおおよその年収(額面)を聞いてみました。

最も多いのが300万円〜400万円未満。その次に多いのが400万円〜500万円未満という結果に。
“年収が600万円あればそれなりに豊かな暮らしができる”という話がありますが、600万円を超えている人は18人しかいませんでした。
地方に比べ、比較的所得が高いとされている東京。しかし、社会人歴10年前後を迎えているであろう30〜34歳の方々でも、あまり年収は高くないようです。
一人暮らしの方は、ここから日本一高いと言っても過言ではない東京の家賃が引かれるので、なかなか生活が厳しいのではないでしょうか。

年収は低くても貯金はしている!?最も多い貯金額は、1,000万円以上…!?

あまり高くない年収の中やりくりしている人が多いことが分かりましたが、そんな彼らは貯金をしているのでしょうか。
額面の年収から諸々引かれた後の手取り額を考えると、そこから生活をしてさらに貯金をするのは難しそうです。
今度はアンケート対象となる123名に、おおよその貯金額を聞いてみました。

なんと、最も多いのが1,000万円以上という回答に。
年収800万円以上の人は4人しかいなかったものの、貯金が1,000万円以上の人は20人もいます。
年収はあまり高くない人が多いことを考えると、20代の頃からきちんと節約し、コツコツと貯金を続けている人が多いのでしょう。
一方、0万円〜5万円未満という人も11人おり、100万円未満の方を合計すると40人に。コツコツと貯金をしてきた人と、そうでない人の差が歴歴然と出ています。
しかし、イケメンよりも地味メンがモテる!?20代後半〜30代の女性100人に聞く、実際モテる男とはの記事でもあったように、貯金額が100万円未満の男性に対する女性の声はなかなか辛辣
今後の生活や結婚を考えた時に、それなりの貯金が欲しいという意見はもちろん、社会人としてそれなりに年数が経っているにも関わらずあまり貯金ができていない男性に対する浪費癖や計画性のなさを心配する声も多く、少なくとも100万円はあった方が良いようです。

貯金が100万円未満の人の理由は?飲み代に割いているという人は意外と少ない…!?

では、貯金が100万円未満の方たちは、どうしてあまり貯まっていないのでしょうか。
先ほどの質問で100万円未満を選択した40人の方に、その理由を聞いてみました。
「給料が低い」「家賃が高い」という理由は、同じ事情を抱えながらきちんと貯金できている人もいるので、今回はその2つを除いた選択肢の中から、最も当てはまるものを選んでもらいました。

最も多かったのは、9人が選んだ「自炊をしないので食費がかさむ」という回答と、「頻繁に服や小物を購入する」という回答。
意外にも、「頻繁に飲みに行く」を選んだ人は4人だけでした。飲み代がかさむというよりは純粋に自炊ができておらず、外食やコンビニ弁当などで出費がかさんでいる人が多いようです。
東京で働く男性たちは、飲みに行く時間も自炊をする時間もないのでしょうか…悲しい現実です。
日頃仕事を頑張っている分、趣味や買い物などに費やすお金を減らすのはストレスが溜まってしまうかもしれません。“欲しいもの”や“やりたいこと”を我慢せずに貯金するお金を作りたい場合は、なんとか時間を見つけて自炊をするのが最も良い方法だと言えるでしょう。
「平日家に帰ってから夜ご飯を作る時間がない」という方は、ハンバーグなど冷凍できるメニューを土日に作り溜めしておくのが便利です。働く女性が多い現代、料理ができる男性はモテるので、少しでも自分で作れるものを増やしておくと恋愛面でも役に立つかもしれません。

収入が高くなくても、貯金できる人はできている!

結婚をする上でも、家や車など大きな車をする上でも、起業をする上でも、様々な場面で必要になることが多いお金。
いつ事故に遭ったり、大きな病にかかるか分からないということを考えても、持っていた方が安心です。
都内の30〜34歳の男性は、収入が高い人は少ないものの、しっかりと貯金をしている人とそうでない人の差が歴然としていることが分かりました。
「みんなそんなに貯金していないと思っていたけど、1000万円以上ある人が一番多いの!?」
「給料が低くて家賃が高いから、貯金なんて全然できないと思っていたけど、している人はちゃんとしているんだな…。」

など、思うところがあった方は、これを機に自身のお金の使い方を改めて見直してみましょう。自炊にトライしてみたり、固定費をできるだけ抑えてみたりと、削れる部分はきっとあるはず。
お金がない中でどう貯金額を増やしていくかは、あなた次第です。