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【気にしないでは気にしてよ】 本当は察してほしい!「女語辞典」をマスターして平和な日々を

突然ですが読者のみなさん、彼女に「気にしないで」と言われたので本当に気にせずいたら、怒られたという経験はありませんか?
思ったことをそのまま言ってしまいがちな男性に対し、察してほしい女性。脳の作りが違うと言われている男女の間で、コミュニケーションにズレが生じてしまうのは仕方がないこととも言えます。
しかしそれが原因で頻繁に喧嘩になるのも、お互いに気分がいいものではありません。
そこで今回は20代〜30代女性のリアルな声を元に、”「気にしないで」は「気にしてよ」。本当は察してほしい!女語辞典“を作成しました。パートナーとのコミュニケーションのズレにお悩みの方は必見です。

自己中と思われたくない!察してほしいご飯デート編


まずは、デートで食事に行く際に放たれることが多い言葉をまとめました。

お腹すいてない? 
終日のデートなど、ご飯に行く時間が決まっていない時に使われる言葉。
意味:お腹すいた…何か食べたい。

“素直に「お腹すいた」と言うと、食に対してがっついた印象を与えるのではないか”と危惧した女性が使う言葉。深い意味はありません。
対処例:「お腹すいてない?」
「空いた。どっか入ろうか?」

Point.男性側がお腹がすいたため、お店に入るという事実を作ることが大切です。

なんでもいいよ
デートのプランやご飯を食べるレストランなどを選ぶ際に使われる言葉。
意味:本当は○○に行きたい。○○が食べたい。

女性の中でぼんやりと行きたい場所や食べたい物があるにも関わらず、ハッキリ決めかねている、または自分の希望を言って自己中と思われたくないがために放たれる言葉です。真に受けてじゃあ○○に行こう」と言うと「それは嫌だ」と言われる可能性大。
本当に行きたい場所、食べたい物が決まっていなくても、行きたくない場所食べたくない物は決まっている女性が多いです。
対処例:「お昼ご飯なんでもいいよ」
「何系がいい?お米?麺?逆に今は気分じゃないモノある?」

Point.「何がいいか」を具体的に問いつめても答えは出ないので、大まかなジャンルの選択肢を提供するか、逆に「何は嫌か」を聞き出すようにしましょう。相手が「お米って気分じゃないから、麺かな」と答えたら「パスタ?ラーメン?それともうどんにする?」と、どんどんジャンルを狭めていくことができます。

それ美味しそう
食事をとっている際、自分が口にしているものを見て女性がつぶやく言葉。
意味:一口ちょうだい

“素直に「一口ちょうだい」と言うと、食に対してがっついた印象を与えるのではないか”と危惧した女性が使う言葉。
類義語ー「お腹すいてない?」

対処例:「それ美味しそうだね!」
「けっこう美味しい!一口食べる?」

Point.あくまで女性が欲しがったわけではない体で、一口あげましょう。

そっちの方が大きくない?
レストランやカフェで同じ物を注文し、両方一緒に運ばれてきた際に出てくる言葉。
意味:交換してくれないかな。

“素直に「交換して」と言うと、食に対してがっついた印象を与えるのではないか”と危惧した女性が使う言葉。
類義語ー「お腹すいてない?」「一口ちょうだい」

対処例:「そっちの方が大きくない?」
「そうかな?交換しようか。」

Point.かなり食欲旺盛な女性以外使うことはありません。逆を言えば、この言葉を放つ女性は食に対する執念がかなり強いということなので、大人しく交換しましょう。

私払うよ!
食事の後、お会計の際使われる言葉。
意味:奢ってくれないかなー

ストレートに「奢って」とはさすがに言えない女性が使う言葉。しかし内心は「奢ってほしい」と考えています。

対処例:「私払うよ!」
「いいよ、俺に出させて。」

Point.このやりとりを最低2往復はしましょう。”女性が払う意志はあったが、男性の強い意志により奢ってもらった”という流れを作ることが必要なのです。
全体的に、「自己中だと思われたくない」「がっついていると思われたくない」という気持ちがあるものの、実際の心理がそれに伴っていないため、言葉と気持ちが裏腹になってしまうケースが多いようです。

放っておくのはNG!喧嘩編


お次は、上手く読み取れないと火に油をそそいでしまう可能性も高い、喧嘩の時の女語です。
これをマスターすれば不穏な空気を平和に戻すことができるかも…?

もういい、放っといて
相手の機嫌が悪い時や、喧嘩の際に使われる言葉。
意味:全然よくない、構ってほしい。

この言葉を放つ際、相手の女性は本当に機嫌が悪い場合が多いです。場合によってはしばらく放っといた方がいい時もありますが、長時間放っといてはいけません。相手が落ち着きを取り戻したら優しく歩み寄りましょう。
また、女性が”自分の気持ちを分かってほしいのに、全然理解されず怒っている時”に使われる言葉でもあるので、”自分ならこう考えるから相手もこう考えているハズ”という考えは捨て、相手の考えを理解するよう努めましょう。

対処例:「ーなんでわかってくれないの!?もういい、放っといて」
「ごめん。○○が何を考えているか理解したいから、あとでもう1回ゆっくり話してくれない?」

Point.相手の機嫌が悪いときは、あくまで下手にでましょう。”自分の理解不足でごめんね”というニュアンスを入れると良し。

もう連絡しないで 
喧嘩の際使われる捨てゼリフ。
意味:謝ってほしい。

本当に連絡してほしくない相手には、何も言わず黙ってブロックするのが女性。この言葉を真に受けて本当に連絡しないと、しばらくして「何で連絡してくれないの!?」と怒りの連絡がくるでしょう。

対処例:「もう連絡しないで」
「ごめん。俺が悪かったからそんなこと言わないで。」

Point.この言葉の裏には、”これを言われてショックを受けた男性に謝ってほしい“という意図があるので、素直に謝るのがその場を穏便すませるコツです。
喧嘩の時に使われる女語こそ、対応を間違うと大変なことに…。
争いごとの嫌いな男性は自分もイラつく気持ちをグッとおさえ、できるだけ下手にでておきましょう。

マスターしておくと喧嘩が減る???日常生活篇


その他、日常生活でありがちな女語も集めてみました。
普段の生活の何気ない場面で出没することが多いので、覚えておくと役立つでしょう。

仕事(勉強)辛い。もう嫌だ。
愚痴。
意味:ただ話を聞いてほしい。慰めてほしい。

ただ聞いてほしいのが女性の愚痴。
間違っても「ここをこうしたらいい。」や「もう少し努力すればいい」など、具体的なアドバイスをしてはいけません。
類義語ー「会社の○○さんが嫌だ。」「友達の○○が嫌だ」

対処例:「仕事(勉強)辛い。もう嫌だ。」
「そっかー…頑張ってるね。大変だよね」

Point.適度に慰めと同調の言葉を加えてあげると女性はとても癒され、辛いときに一緒にいてくれる男性としてあなたの株が上がります。

お腹(頭)痛い…
具合が悪いときにSOSを求める言葉。
意味:心配してほしい。何かしてほしい。

毎月の生理などもあり、男性よりもデリケートな女性の体は不調になることも頻繁にあります。しかし、それを伝えるということはSOSを求めているということ。「そうなんだー大丈夫?…でさーこの前さー…」と軽く流すと、いざという時頼りにならない男として根に持たれるでしょう。
類義語ー「気持ち悪い…」「めまいがする…」

対処例:「お腹(頭)痛い…」
「大丈夫!?荷物持とうか?」「大丈夫!?ちょっと休もうか?」「大丈夫!?食べられそうな物買って行くね!」等、シチュエーションに合わせて自分ができることで相手を助けましょう。

Point.これは恋愛だけでなく人として大切なことなので、体調不良の相手を気遣ってあげることができないと、一気に冷められてしまう可能性大です。

私がやるからいいよ
お皿洗いや片付けなど、男性側が率先してやろうとした際放たれる言葉。
意味:あなたがやってもどうせ完璧じゃなくて私がやり直すハメになるから本当にやらなくていいよ…。

よかれと思って手伝いをしようとした際、この言葉を言われたら要注意。純粋に男性のことを気遣って「私がやるからいいよ」と言う場合もありますが、今回のような場合もあります。
あなたが完璧にお皿洗いや片付けをできるのであれば、多くの女性は「本当に!?助かる!!!ありがとう!!!!」と答えるでしょう。

対処例:「私がやるからいいよ」
「そっか…じゃあ一緒にやらない?それか他に手伝うことある?」

Point.特に料理をよくする女性などはキッチンに対してもこだわりがあります。「一緒にやろう」と提案することで、相手の監視下で作業をできるため相手に安心感を与えることができるでしょう。また、相手が特にこだわりのない他の領域でできることを手伝うというのもひとつの方法です。
日常生活で使われる女語はパターンが読めません。
とりあえず、この3語を覚えておけば地雷をふむ可能性は大きく減るでしょう。

女語をマスターすると…モテる???

全て覚えようとするとなかなか骨の折れる女語。正直面倒くさいと感じる男性も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介した女語の全てをマスターするのは難しいかと思いますが、その内のいくつかだけでも実践できるとパートナーからのあなたの株が上がること間違いなし。
また、喧嘩の数も減るかもしれません。
いざという時のために、あなたの辞書にぜひいくつかインプットしてみてください。