X

セックスで興奮する場面は男女で違う!?100人に、もっとも盛り上がるシーンを聞いてみた

「セックスの時、自分は興奮して腰をふっているけど彼女が冷めている気がする。」
「自分的には絶対気持ち良いと思ってした前戯なのに、奥さんが全然濡れない。」

そんな経験をしたことはありませんか。
原因としてまず考えられるのは、残念ながらあなたのセックスが気持ち良くないということ。己のセックステクニックに自信がないという方は、ただのOLがAV男優・森林原人氏に聞く、正しい前戯・挿入方法の記事を読んで勉強しましょう。
しかし、もうひとつ考えられるのが、あなたとパートナーとの間で、セックスで興奮する場面が違うということ。
そもそも、男性は視覚で興奮し、女性は雰囲気やストーリーで興奮すると言われています。
興奮する場面が違うからこそ、自分が「興奮するよね?気持ち良いよね?」と思って相手にしていることが、相手にとってはそうでないのかもしれません。
では、男女の間でセックスで興奮する場面はどのように違うのでしょうか。
20代〜30代の男女それぞれ50人ずつに、アンケート調査を行ってみました。

セックスで興奮する時の要因が違う!?男女の違いとは?

早速お聞きしたのが、男女それぞれがセックスの時、最も興奮するシーン
セックスの流れを細かいシーンに分け、自分が最も興奮するシーンをひとつだけ選んでもらいました。
果たして、男女でどのような違いがあるのでしょうか。

結果は上記のように。
男性で最も多かったのは、8人が選んだ「フェラをされる時」。しかし、残念ながらフェラをする時に最も興奮している女性はたった1人しかいませんでした。
女性で最も多かったのは、「その他」を除くと「挿入される時」。前戯を終えて、初めて2人が繋がる瞬間に最も興奮する女性が多いとは、なんとロマンチックなことでしょう。
それぞれ、なぜその回答を選んだのかも聞いてみました。

<「フェラをされる時」を選んだ男性の声>
●相手がフェラチオしている顔を見ると興奮する。制圧した感覚。/38歳・会社員
●フェラをしているいやらしい顔を見るのが好きだから。/33歳・会社員
●何より気持ちいいし、口の中はそのまま出せる。また、征服感がある。/26歳・会社員

「フェラをされる時」を選んだ男性は、単純に気持ち良さや、相手の淫らな姿、征服感に興奮しているよう。
本能のままのような声が多く見られました。

<「挿入される時」を選んだ女性の声>
●挿入した瞬間の相手の気持ち良さそうな顔を見ると興奮します。/34歳・主婦
●これから相手と1つになるという期待でドキドキするから。/32歳・主婦

「挿入される時」を選んだ女性は、自分の体で相手が気持ち良くなる瞬間を見ることや、相手と1つになることに興奮を覚えるようです。1人で行うのではなく、2人で行うセックスだからこそ、相手ありきのシーンに興奮するのでしょう。
さらに気になるのが、女性の回答で最も多かった「その他」。その他を選んだ女性に、具体的にどのようなシーンで興奮するのか聞いてみました。

●じっと見つめられて押し倒された時。抑えようとして抑えきれなくなった時の相手の表情に興奮します。/30歳・会社員
●挿入した後、相手にギュッと抱きしめられた時。相手の抱きしめ方や雰囲気で快感の感覚を感じられるし、愛されている感じがして嬉しいから。/39歳・会社員
●挿入後、相手が腰を振りながらディープキスをする時。ディープキスをされることで密着度があがり、相手の息遣いを近くに感じることができる。また、口を塞がれることで思うように喘ぐことができないことに興奮する。/30歳・主婦

こちらも、「挿入される時」を選んだ人たちのように、自分の体に相手が欲情することや、相手の愛情や温もりを感じることに興奮を覚えています。
それ以外の項目おいて、男女の間で大きな違いは見られませんでしたが、それぞれの項目を選んだ理由に注目してみると、男性は直感的に「エロい」と感じることに関して興奮している人が多いのに対し、女性は自分の体が求められることや愛情を感じることに興奮している人が多いことが分かりました。

セックス中に男が興奮する女性の行動

・自分の名前を呼ばれる

最もオーソドックスなのは「挿入中に名前を呼ばれる」「イク時に名前を呼ばれる」でしょう。

「◯◯◯!◯◯◯!!」と呼ばれたり、「◯◯◯!イキそう!◯◯◯!!」と言われると「セックスしてるなぁ」という気持ちになりますよね。

名前を呼ばれるほど、自分が求められると感じるので承認欲求の強い男性、自分に自信のない男性は特に興奮するようです。

一方で、挿入中無言で目を瞑る女性とセックスしていると「他のことを考えているのかな」「我慢しているのかな」「早く終われと思ってる?」など不安に思う人も多いようです。

・◯◯をねだられる

キスをねだられる、舐めるのをねだられる、挿入をねだられるなど、何かしらの行為をねだられると男は興奮するものです。

特にセックスに直結した行為(挿入、愛撫など)をねだられると興奮するという声が多いようです。

セックスで主導権を握るのは男が多いですが、なにかお願いをされるのは大好きなんですね!

相手がセックスに積極的だと嬉しいので、言葉にしなくても「女性から動いてくれる」「お尻を引き寄せられる」といった行為は幸せです。

・騎乗位など、女性が主体の体位

騎乗位好きの男性はかなり多いようですが、「俺は騎乗位が好きだ!」と女性に伝える人はあまりいないかもしれません。

「かなりエロく感じる」「Mなので女性主体のセックスが好き」など様々な声がありますが、騎乗位がしたいとお願いしてしまうと、相手に腰を振ってほしいと言っているようなものです。

しかし女性も鈍感ではないので、男性がフェラや騎乗位が大好きなのはわかっているはず。騎乗位がしたい時は、スムーズに体位を変えるか、素直にお願いするのもよいでしょう。

セックス中に女性が興奮する男の行動

・愛のある正常位

正常位は最もノーマルな体位なので、男はセックスに慣れてくると他の体位やプレイを試してみたいと思うものです。

ところが女性はセックスに愛情表現を求めているので、ノーマルの正常位でしっかりと見つめ合いながら愛し合うセックスが最も気持ち良いと考える人が多いようです。

もし彼女や妻を喜ばせたいなら、基本は見つめ合う正常位だと覚えておきましょう。

・好きだけど言えない!ソフトSM

女性には「好きな人に軽く虐められたい」と思う人が少なくないようです。手錠をしたり、目隠しされたり、お尻を叩かれたり、言葉責めをされたり…そうしたソフトSMは大好きだけど、恥ずかしいから好きだと言えない。嫌なふりをしてしまう女性が多いのだとか。

しかし、女性がサディスティックな性格をしているとその限りではないため、相手の女性の本質がSなのかMなのかしっかり見極めてからソフトSMにトライしましょう。

一方でハードなSMの需要はかなり低めです。「痛いのは嫌」「肌が傷つく」「愛されてると思えない」などの声が多いので、ソフトSMが好きだからと言ってハーSMが好きなのだろうと考えるのは早計です。 

・意外と大好き!コスプレセックス

男性にとってはナース服やチャイナ服、JK風の制服などが興奮の対象となるようでが、女性も意外と楽しんでいる方が多いようです。

そもそも女性は男性より変身願望を強くもっているので、様々なキャラクターになってセックスするのは楽しいのでしょう。

もしあなたがパートナーにコスプレをお願いしたいのであれば、衣装を購入する際に「可愛いと思う衣装ある?」「あと1つはどれにしようかな?選んでくれない?」と軽く聞いてみるのも良いかも。

・見つめられるセックス

「愛のある正常位」でもお話しましたが、女性は見つめ合って愛を確かめ合うのが大好きです。行為に及ぶ前でもムード作りのタイミングでしっかりと相手の目をみつめてみてはいかがでしょうか。

ただ、見つめられすぎると恥ずかしいという女性もいるようなので、そういった女性には程々に。

・行為の後に頭を撫でられる

行為の後に頭を撫でられると安心する、愛されていると感じて興奮するという女性も多いようです。

安心する女性なら好感度が上がりますし、興奮する女性なら第2ラウンドを求めてくるかも。

まれに「頭を撫でられるのは嫌!見下されている気がする!」という女性もいるようなので、彼女が喜んでいるかどうかはしっかりとチェックするべき。

エッチなイタズラは男女ともに大好き!

男性はもちろん女性もエッチなイタズラは大好きなようです。

ふとした瞬間におチンチンを触られた、お尻を撫でられたという人は多いのではないでしょうか?

こうした行為はセックスしたい時だけでなく、「この男は自分のもの!」という主張の意味もあるようです。

少なくとも愛されていることには間違いないので、女性のエッチなイタズラは寛容に受け止めましょう。

無視するよりは、困った顔をする、ニコニコしながら嫌がる、固く勃起してしまうなどのアクションが好まれるようです。

一方で男性が女性にイタズラをする場合は、自室やホテルの中の方が良いかも。外でおこなうエッチなイタズラは羞恥プレイが好きな女性ならばいいのですが、そうでないと本気で嫌がられるかもしれません。

付き合いたて、新婚の頃はエッチなイタズラが多かったのに、どんどんと減ってきたという人は、マンネリ化している可能性大です!

相手への前戯は義務感でやっている!?セックスの時、最も興奮しないシーンとは?

では、反対に男女それぞれがセックスの時、最も興奮しないシーンはどんなシーンなのでしょうか。
先ほどと同じ男女100人に、先ほどと同じ選択肢の中から、最も興奮しないシーンを1つだけ選んでもらいました。
結果は以下のように。

こちらは、「興奮するシーン」に比べて男女の差が大きく見られます
男性は、「クンニをする時」に興奮しておらず、女性は「フェラをする時」に興奮していないという結果に。お互いに自分本位な気がしますが、その理由を詳しく見てみましょう。

<「クンニをする時」を選んだ男性の声>
●義務感でやっているがあまり好きではなく、手でいじるほうが相手の表情も見れて好きだから。/23歳・自営業
●クンニはフェラのお返しみたいなものだと思っていて、自分からやりたいとは思わないからです。/34歳・自営業
●綺麗な場所ではないから。/31歳・会社員

<「フェラをする時」を選んだ女性の声>
●自分は気持ち良くないし、口が疲れるから。/38歳・主婦
●顎が疲れるし、男性は少しでも長くフェラさせようと必死なことが多いので、苦痛です。/27歳・ピアノ講師
●やり方がいまいちわからず、どうしようか考えてしまい冷静になるから。/32歳・主婦

男性はクンニに対して、女性はフェラに対して進んでやりたいと思っておらず、義務感や相手への思いやりとしてやっているということが分かります。パートナーがフェラする時、相手は“やりたくてやっている”のではなく、あなたに対する愛情から“やらなきゃ”という気持ちでしているのかもしれません。
フェラをしてもらった時は“当たり前”だと思わず、感謝の気持ちを込めてセックス中に愛情表現を増やすと、喜ぶ女性は多いでしょう。
また、男性の回答で圧倒的に多かった「ピロートーク」。男の性として仕方がありませんが、ピロートークの際女性は冷めていません。むしろ、セックスにおいて愛情表現を重視する女性は、ピロートークがおざなりだと“愛されていない”と感じてしまいます。
自分の気持ちは冷めていても、それを表に出すことは避けた方が良いでしょう。

自分が相手の体で興奮していること、相手を愛していることを積極的に伝えよう


男女の間で、セックスの時に興奮するシーン自体に大きな差は見られませんでしたが、“何故興奮するか”という理由の部分で差があることが分かりました。
単純にエロいこと、気持ち良いことに興奮しやすい男性に対し、女性は自分の体が求められること、愛情を感じることに興奮するよう。自分の気持ち良さばかりに集中してしまい、相手への愛情表現を怠ってしまうと女性は冷めてしまうかもしれません。
「テクニックには自信があるのに、相手がセックス中いまいち興奮してない…。」と感じる方は、相手の体に自分が興奮している様子や相手に対する愛情を分かりやすく表現してみてはいかがでしょうか。きっとお互いが満足のいくセックスに繋がるはずです。