セックスをマンネリ化させないために、そしてより楽しむために重要な体位。その種類は48種類あると言われていますが、みなさん全て知っていますか?
今回は実際に、男2人でセックス48手を全て(形だけ)ヤッてみました。
各体位、実際にヤッてみた感想付きですので、今後のセックスの参考にしてみてください。
48種類の体位を1本の記事にまとめるのはなかなかヘビーだったので、前編・後編の2編に渡りお届けします。
48手に挑戦するブラックさん&ホワイトさんの意気込みは…?
今回48手に挑戦したのはこちらのお二人。
上の画像、左側のブラックさんが男役、右側のホワイトさんが女役を担当します。
「女性側の体位をするのは初めてですが、48回きっちり受け止めつつ、味わったことのない女性の苦労を理解したいと思います。」
「男たるもの、48手を知らずしてベッドに入ることはできないと思っているので、ここで全て覚えて現場で試してみたいと思います。」
2人とも、意気込みはバッチリ。
2人の感想を元に、48手を初級・中級・上級・超上級の4つの難易度に分けて紹介します。
前編となる本編でお伝えするのは、初心者でも実践しやすい、初級。
ー初級ー
1.立ち花菱(たちはなびし)
2.岩清水(いわしみず)
3.雁が首(かりがくび)
4.千鳥の曲(ちどりのきょく)
5.寄り添い
6.鶯の谷渡り(うぐいすのたにわたり)
7.椋鳥(むくどり)
8.二つ巴(ふたつどもえ)
9.鵯越(ひよどりごえ)
10.仏壇返し
11.碁盤攻め
12.後櫓(うしろやぐら)
13.百閉(ひゃくへい)
14.時雨茶臼(しぐれちゃうす)
15.乱れ牡丹
16.絞り芙蓉(しぼりふよう)
17.手懸け(てがけ)
18.抱き地蔵
19.松葉崩し
20.深山(みやま)
21.窓の月
22.茶臼のばし
23.締め小股
それでは早速、ホワイトさんとブラックさんにやってもらいましょう。
※中級・上級・超上級はこちらをご覧ください。
普段何気なく実践している体位も盛りだくさん。ー48手初級編ー
48手その1.「立ち花菱(たちはなびし)」
いわゆるクンニリングスの一種である立ち花菱(たちはなびし)。女性のお尻を枕やクッションの上に乗せ、男性が舐めやすくするのがポイントです。
「お立ち台の上に自分の腰が乗せられるという、道具なしでは味わえない羞恥心が一層興奮を誘います。」
「ペロペロ大臣でも、愛液と唾液がシーツにつかないのが魅力ですね。実際に行うときは枕やクッションの上にタオルを1枚ひくと尚良いと思います。」
男女共に好印象の立ち花菱(たちはなびし)。クンニリングスをする際は試してみてください。
48手その2.「岩清水(いわしみず)」
立ち花菱(たちはなびし)に続くクンニリングスである岩清水。男性の顔の上に女性が座るような体制になるのが特徴的。
「ひたすら楽。エゴを男にぶつけるだけの体位ですね。他の体位は女性にとって体制的に辛いものが多い中、非常に貴重な体位だと思います。
でも、性器も顔も全部見られるので、めっちゃ恥ずかしいかも…。」
「陰毛が濃い女性だときついですね。岩清水というよりも、森の天然水となってしまう恐れが…。」
実践する際は、陰毛が薄めの女性にした方が良さそうです。
48手その3.「雁が首(かりがくび)」
一般的にはフェラチオと呼ばれている雁が首(かりがくび)。
「フェラに抵抗がなければ何の問題もないです。
でも、男性が巨根すぎたり、毛が濃すぎたりするとすぐにやめたくなってしまうかもしれません…。」
「ひたすら楽で気持ち良いだけ。途中で萎えないようにする点だけ注意です。」
前戯に時に取り入れるのが普通ですが、後戯で取り入れるのもまた乙です。
48手その4.「千鳥の曲(ちどりのきょく)」
雁が首(かりがくび)に続きフェラチオの一種ですが、女性が男性の横に座るのが特徴的。
「横からヤることにより、完全に”ヤッてあげてる感“が出ます。”ちょっと失礼しますね〜“というお店のような感じ。
正面からの雁が首(かりがくび)は、男性の股下というエリアに入ることで一体感を得られますが、横からになる千鳥の曲はエリア外という気分になり、おすすめできません。」
「”ヤらせてる感“がすごいので、共同行為ではなく、男性本意でしかないと思います。男からしても、あまりおすすめはできません。もし女性が自らのこの体位を選ぼうとしたら、雁が首(かりがくび)に誘導してあげると吉。」
ホワイトさんもブラックさんもおすすめしない千鳥の曲(ちどりのきょく)。
あえてお店感を味わいたい人は、パートナーに頼んでやってもらってみてください。
48手その5.「寄り添い」
セックスの前戯や後戯に行う寄り添い。挿入はせず、男性が女性の横に寄り添って全身を愛撫します。
手だけでなく、口や舌も駆使し、女性に奉仕しましょう。
「これをちゃんとやる男は、愛があると判断しても良いんじゃないですかね。
男性の口臭があると、その臭いがそのまま自分の体についてしまうので、やってほしくなかったら上手く交わして次の工程に進んだ方が良いと思います。」
「挿入以外のすべてのテクニックが試される場なので、日頃からイメージトレーニングをしておいてから挑んだ方が良いでしょう。
舌でチェリーを結ぶなどの練習も必要ですね。」
日頃のイメージトレーニングと、口臭予防が大切です。
48手その6.「鶯の谷渡り(うぐいすのたにわたり)」
寄り添いに続き、挿入はせず、前戯・後戯のテクニックである鶯の谷渡り(うぐいすのたにわたり)。
手を使わずに、舌や口だけで攻めるのが特徴です。
「お互いの努力という意味でいくと、どこを舐めて欲しいかというのを、遠回しに指示する必要があるでしょう。
あと、ちゃんとリアクションをしてあげないといけないですね。」
「チュンチュチュン。」
男性は鶯のような気持ちで挑みましょう。
48手その7.「椋鳥(むくどり)」
いわゆるシックスナインである椋鳥(むくどり)。男性が上になるのがポイントです。
「初回では絶対にやってはいけないと思います。男性の体の中で最も見たくない部分がアップになるのですから…。女性が下なので、お尻まで見えてしまいます…。」
「首をめちゃくちゃ下に向けないといけないので、首に爆弾を抱えている方はやめた方良いと思います。
あと、肛門まで見られるので恥ずかしいです。」
ある程度セックスの回数を重ねている男女で行うのが良さそうです。
48手その8.「二つ巴(ふたつどもえ)」
椋鳥(むくどり)に引き続き、こちらもシックスナインである二つ巴(ふたつどもえ)。今度は女性が上になるのがポイントです。
「シックスナインをするなら女性が上の方が楽ですね。
男性が上に乗ってくると何をしてくるか分からずちょっと怖いので、二つ巴は安心です。」
「視界が女性の性器でいっぱいになるので、好き嫌いが分かれてしまうかと思います。
女性の性器のアップを見て興奮する人には超おすすめです。」
女性からすると、椋鳥(むくどり)も安心なよう。心の優しい男性は、シックスナインをする時自分が下になりましょう。
48手その9.「鵯越(ひよどりごえ)」
俗に言うバックである鵯越(ひよどりごえ)。
「これができないと話にならないですね。」
「これができないとセックスする資格なし。」
四つん這いになることで女性の体制が安定するので、強く深くまで突くことができます。
48手その10.「仏壇返し」
前かがみになった女性が、さらに両手を床に着く仏壇返し。
「クラウチングスタートかよ。」
「時間を止める系のAVでクラウチングスタートする陸上部の女性を後ろから襲っているかのような気分が楽しめます。」
男性はかなり強い征服感を味わえるのではないでしょうか。
48手その11.「碁盤攻め」
女性がベッドや机などに両手をつき、バランスをとりながら行うバックです。
「手と足両方に自分の体重を全て支えられるので、足が疲れたら手に負担をかけたり、手が疲れたら足に負担をかけたり、バランスがとれてとても楽です。
犯されてる感じがして良いかも。」
「女性を支配している感じがするので、Sっ気がある男性は興奮するかもしれません。」
良い感じにホワイトさんがMに目覚めてきました。
ところで、「碁盤攻め」と言うからには、昔の人は碁盤に手をついてこの体位を行っていたのでしょうか。
…低くなかったのでしょうか。
48手その12.「後櫓(うしろやぐら)」
いわゆる、立ちバックと呼ばれている後櫓(うしろやぐら)。
経験したことがある方も多いのではないでしょうか。
「女性側からすると、姿勢を崩せない、立ち続けないといけないということで、没入感に欠けるかな…。作業感が否めない。」
「一番楽と言っても過言ではないですね。お尻好き、くびれ好きにはたまらない、定番中の定番じゃないですかね。」
男性は好きな人が多い立ちバックですが、女性からすると作業感が否めないようです。
48手その13.「百閉(ひゃくへい)」
騎乗位の一種ですが、女性が腰を前後にグラインドするのが特徴的な百閉。
男性器の裏筋をこすれば男性にも強い刺激がいきます。
「48手の中で、女性が主導権を握ることができる数少ない体位のひとつです。
男性の顔が気にならないので、あまり恥ずかしがらずに動きに集中できるのではないでしょうか。」
「視覚的には好きです。」
女性に主導権を握られたい、Mっ気のある男性には良い体位だと言えるでしょう。
48手その14.「時雨茶臼(しぐれちゃうす)」
百閉に引き続き、騎乗位の一種である時雨茶臼(しぐれちゃうす)。
百閉と異なり、女性が上下にピストン運動をするのがポイントです。
「完全に男性に体重を預けることになるので、意外と簡単です。
角度調整のために床ではなく、男性の太ももを掴む際は、負担をかけないようにしましょう。」
「女性が動くたびに、体重が太もも〜ひざにかかるので、ひざに爆弾を抱えている人は注意が必要です。」
女性のピストン運動はなかなか疲れるので、男性も下から突き上げてあげましょう。
48手その15.「乱れ牡丹」
スタンダードな背面座位である乱れ牡丹。
「動きとしては、挿入した後上下に動くんですが、それが完全にスクワットなんです。太ももに負担がかかるので長い時間楽しむのは難しいんじゃないんですかね。」
「後ろに寄りかかるような壁がないと、腰もちんこもたてないといけないので、しんどいです。」
体位自体はシンプルですが、男女共に体への負担が大きいようです。
48手その16.「絞り芙蓉(しぼりふよう)」
いわゆる背面座位の一種です。男性は両手が空くので、女性の乳首を愛撫するなど、有効活用しましょう。
「男性との肌の接触面積が広いので、男性の体温を感じられる。
イチャイチャセックスとして、コミュニケーションの一環といった感じでヤるのが良いのではないでしょうか。夫婦円満の秘訣になりそう。」
「女性の背中しか見えず、視覚的な刺激が1つもないので、興奮度はちょっと下がるかも。背中フェチ、うなじフェチの人なら問題ないですが…。
ただ、視覚が遮られる分ちんこに全意識を集中することができるので、名器の女性相手だったら良い体位かもしれないですね。」
激しい動きはできないので、ホワイトさんが言うようにイチャイチャセックスとしてヤるのが良いでしょう。
48手その17.「手懸け(てがけ)」
椅子を使った背面座位である手懸け(てがけ)。
女性が上下にピストン運動をし、男性が下から突き上げます。
「椅子から落ちそうで怖いので、座面が広い椅子でヤッた方が良いと思います。」
「柔らかい椅子でヤらないと、背中〜尾てい骨にかけてかなり痛いです。」
ホワイトさんとブラックさんの意見を合わせると、広めの、柔らかい椅子を使用した方が良さそうです。
48手その18.「抱き地蔵」
対面座位の一種である抱き地蔵。男性がベッドや幅の広いソファ上に腰をかけて行います。
「ソファのスペックにもよりますが、男性の背中側に倒れそうで怖いです…。」
「男としては言うことなし。楽で気持ち良いです。」
女性側からすると、ソファだと倒れそうで怖いとのことなので、ベッドの方が良さそうです。
48手その19.「松葉崩し」
女性の片足を持ち上げることで、女性器の奥まで挿入できる松葉崩し。
女性からは絶大な人気を得ているそう。
「女性にとって、48手の中では最も楽な部類に入ります。ほぼ寝ているだけなので。
加えて、深い挿入ができるため中イキしやすくお得な体位です。一晩に1回は使うと、簡単に女性を満足させることができるのではないでしょうか。」
「女性の足を支えるのに気が散ってしまう恐れがあるので、挿入に集中できるかは微妙です。」
「女性を中イキさせたい」と考えている男性は、自分の気持ち良さは後回しにし、1晩に1回使ってみましょう。
48手その20.「深山(みやま)」
いわゆる正常位の中のひとつである深山(みやま)。男性が女性の両足を抱え上げ、女性器と男性器がピッタリと密着するよう、女性は腰を浮かせます。
「地味に腰が上を向くので、体の重みを支えるのが背中から肩になります。
だいぶ柔らかくて摩擦が少ないベッドの上で、上半身の服を着たままヤった方が良いでしょうね。」
「48手の中で、最も奥まで挿入しやすい体位だと思います。子作りにおすすめ。
膝に干渉するものがないので、ピストンの自由度も高いです。」
ホワイトさんの言葉通りにするとムードが軽減してしまいます…。
男女共に負担が少なく深くまで挿入できるので、挿入時のラストスパートにおすすめです。
48手その21.「窓の月」
スタンダードな側位である窓の月。
横向きに寝ている女性に、男性が後ろから包み込むように挿入します。
「男性の足が女性の股の間に絡んでくるので、誇張表現をすると触手プレイ的な感じがします。
性器だけでなく、体全体を男性に支配されているような感覚を得ることができます。また、全く無理のない体制なので非常に楽です。」
「女性を全て自分のものにしている感じがします。あと、女性の髪の毛の匂いを嗅ぐことができるので、嗅覚も楽しむことができます。」
「眠っている彼女に勝手に挿入してみた」など、シュチュエーションを考えて2人で演じながらヤッてみると、より楽しめるかもしれません。
48手その22.「茶臼のばし」
少し変わった騎乗位である茶臼のばし。
通常の騎乗位とは異なり、女性が男性の上に体を倒すのがポイントです。
「男性器の長さ的に入るの…?とは思いました。
女性としてはひざが擦りむけて多分痛いですね…。」
「男性は太さよりも長さが必要かな。仮に長い人だったとしても、あまり奥までは入らないんじゃないですかね。」
長さが長い男性も、挿入するだけではいけません。男性が下から突き上げないと動きが出ないので頑張りましょう。
48手その23.「締め小股」
女性が仰向けになって体を伸ばす、伸長位のひとつである締め小股。
男女ともに足を伸ばし、女性が男性器を太ももで挟むのがポイント。
「楽です。
男性が盛り上がっているのを見て一緒に興奮するか、冷めるかですね。好きな人が相手だったら興奮するんじゃないでしょうか。」
「上に乗って女の子を制してる感じがあるので、ドSの人には興奮する体位だと思います。
あと、太ももで挟まれたら気持ち良いんだろうな〜」
見た目は素股のような締め小股ですが、女性器プラス太ももの締め付けでかなり強い刺激を味わうことができます。
初級の23手をマスターし、残り25手に挑もう
初級編だけで、23手も終えてしまった前編。
後編では、中級・上級・超上級の残り25手を紹介します。
※後編が気になる方はこちらから。