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燻製器を自作して、最も美味しい作り方を検証してみた【NO,1は鍋?ダンボール?それともボウル?】

こんにちは、一子です。
長い長い冬が終わり、やっと暖かい季節になってきました。春の訪れにうっとりしていると、一郎さんからメールが一通。
「モテたい。」
とてもシンプルです。
天気の良い日も増えたので、ここはアウトドアでモテましょう。
ということで今回は、BBQやキャンプで知ってたらモテるかも?身近なものでできる燻製の作り方をご紹介します。
巷ではダンボールボウルと様々なやり方が出回っていますが、その3つ全てを実際に試し、どれが一番いいのか比較してみました。

▼目次

  1. 手間はかかるけどコスパ◎!ダンボール燻製器
  2. ポイント:切り込みを入れたり、工夫は結構必要!

  3. 意外なもので簡単にできちゃう?ボウル燻製器
  4. ポイント:ボウルはめっちゃ簡単!

  5. 用意するものが1番少ない!土鍋燻製器
  6. ポイント:原理はボウルと同じだが、穴があるのでもっと簡単!

  7. 結局どれが一番美味しいの?気になる出来上がりは?
  8. ポイント:正直やり方次第でどの燻製器でも美味しい燻製はできるけど…!?

手間はかかるけどコスパ◎!ダンボール燻製器

まずはダンボールからいきましょう。
用意するのはこちらのグッズ。

画像の左から焼き網園芸用の円型支柱カッターガムテープ燻製チップチャッカマンアルミホイルダンボールです。
燻製チップはアウトドアショップで購入しましたが、それ以外は全て100円均一で購入しました。
ちなみに、ダイソーでは燻製チップも売っているのだとか。
今の時代、とても安く燻製ができるみたいです。

※ダンボールは0円でした。
それではダンボールを燻製用に切っていきましょう。
ダンボールの側面の真ん中あたりに切り込みを入れていくのですが…

一郎さん、工作は苦手とのことなので、好きな教科は図画工作の私、一子がバトンタッチ。
網を通すための切り込みなので、網の横幅分の長さだけ切り込みをいれます。側面全体に切り込みを入れるとダンボール耐久性が落ちるので注意しましょう。
また、切り込みは一度入れるだけだと

分厚い網が中々入らないので、

同じ部分をカッターで何往復もし、太めの切り込みをいれましょう。
反対側も同じ高さの箇所に同じ長さだけ切り込みをいれたら、そこに焼き網を通します。

この状態になれば、ダンボール燻製器の完成。
網の下にアルミホイルをひき、その上に着火した燻製チップを置き、スモークしたい食材を置きましょう。

お酒のつまみに最適な燻製ですが、今回はこちらの厳選した4種類の食材をスモークしてみます。

ここまでできたら、あとはダンボールをガムテープで閉じるだけ。
しかしここで大切なのは空気穴を残しておくことです。

ダンボールの上はしっかりと全てしめ、下の部分に空気穴を残しておきましょう。

あとは1時間ほど待てば美味しい燻製が完成!…するハズ。
ダンボールは軽いので、風が強い川辺や海辺で燻製を行う場合は上に重りを置いておくことをおすすめします。

※園芸用の支柱は焼き網の支えとして使用する予定でしたが、支えがなくても安定したので重りとして活用しました。
他に重りがある場合は用意しなくても大丈夫です。

意外なもので簡単にできちゃう?ボウル燻製器

お次は料理をする人なら1度は使ったことがあるであろう、ボウルです。
用意するのはこちらのグッズ。

左からボウル2つ焼き網燻製チップチャッカマンアルミホイルです。
ボウル2つを球体のように組み合わせるボウル燻製器。

まずは下側となるボウルにアルミホイルをひきます。
ここで一郎さん。どこからかマッチを取り出し

アルミホイルの上にマッチをひき始めました。
この上に燻製チップを置くことで、燻製チップとアルミホイルの間に隙間ができ、空気が通って燃えやすくなるのだとか。
そんな豆知識を知っているなんて、さすが自称山男の一郎さんです! 
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…しかし今時の燻製チップはそういったこともしっかり考慮されているらしく、予め空気が通るよう溝が…


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………………
あれ、一郎さんと私の間にも溝が…。
気を取り直して燻製チップを置き、着火したら

その上に焼き網を置いたら材料を並べていきます。
最後にもう1つのボウルを逆さまにして上に置けばボウル燻製器の完成。

ここでのポイントは、上のボウルを少しずらし、空気の通り道を作ってあげること
上のボウルを下のボウルにぴったり合わせて置いてしまうと、ボウルの中が二酸化炭素でいっぱいになり、燻製チップの火が消えてしまうので要注意です。
ここまでできたら、ダンボール燻製器と同様、1時間ほど待ちましょう。

用意するものが1番少ない!土鍋燻製器

最後はご家庭に1つはあるであろう、土鍋です。
用意するのはこちらのグッズ。

左から焼き網土鍋燻製チップチャッカマンアルミホイルです
今回は撮影用に100円ショップで150円の土鍋を購入しましたが、3つの燻製器の中で最も用意するものが少ない土鍋の燻製器。
燻製チップさえ買えば、あとは自宅にあるもので簡単に燻製ができてしまうのが土鍋燻製器の魅力ではないでしょうか。
それでは早速燻製を作っていきましょう。

鍋の下にアルミホイルをひき、その上に着火した燻製チップを置いたら焼き網、食材の順でセットしていきます。
最後に鍋の蓋をすれば完成。

今回のように空気穴があいている土鍋なら、ボウルのように蓋を少しずらす必要はありません
しかし土鍋の蓋は基本的にそんなに高さがないので、ゆで卵など厚みのある食材を燻製にしたい場合は難しいでしょう。
また、今回の土鍋はサイズが小さかったため、ベーコンが蓋の中に収まりきらないという事態が生じてしまいました。
一先ずこれで1時間待ってみましょう。

結局どれが一番美味しいの?気になる出来上がりは?


…一郎さんのよく分からないギャグに付き合っていると1時間が経ちました。
それではさっそく、出来上がりを見てみましょう。
まずはダンボールから。
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…あれ、まるで玉手箱。
鎮火してみると…

よい感じに出来上がっています。
いざ、実食!

とても美味しいようです。
ボウルの方も

かなり美味しそうです。
最後の土鍋は

燻製チップと網の距離が近すぎたのが、ベーコンが1枚炭になってしまいました。
少しやりすぎ感はあるものの、こちらも一応燻製になっています。

「いや〜明太子も美味しいね〜」
一郎さんはもう、燻製のあまりの美味しさに出来上がりの比較はどうでもよくなってしまったようです。
という訳で私一子が、3つの燻製器を比較してみました。

<ダンボール燻製器>
燻製器作りにかかる時間・・・15分程度
できあがり・・・・・・・・・かなり美味しい

※ダンボールに燻製チップの火が燃え移らないよう、要注意!
<ボウル燻製器>
燻製器作りにかかる時間・・・5分程度
できあがり・・・・・・・・・かなり美味しい
<土鍋燻製器>
燻製器作りにかかる時間・・・5分程度
できあがり・・・・・・・・・
美味しいが、焼き網と燻製チップの距離があまりとれない小さな土鍋だと、焦げる可能性有

正直やり方次第でどの燻製器でも美味しい燻製はできるので、燻製器自体を作る手間やご自分が既にお持ちのグッズ等をふまえ、一番実現しやすい燻製器にトライしてみることをオススメします。

簡単なのにモテる!アウトドアデートのお供に最適な燻製

燻製チップさえ購入すれば、身近にあるもので簡単にできてしまう燻製。
あまり日常的な食べ物ではないので、パートナーや意中の女性とキャンプやBBQへ出かけた際、ササッと作ることができたらモテること間違いなしです。
しかし、燻製の出来具合が気になって燻製器の近くにいすぎると、自分も美味しそうな香りがついてしまうので燻製器とは距離感を大切に付き合っていきましょう。